客観的な視点で。(高齢分野で三福祉士有資格者の現職主任ケアマネです) 仕事で病院のPSWさんと接することが多いですが、感じるのは、「傾聴しつつも客観的に物事見ておられる」事です。 現在は、退院促進がうたわれていますので、特に認知症の方は2ヶ月で退院です。 ワタクシどものような高齢関係の支援者や行政、サービス事業所、成年後見人などとの連携が求められます。 まず「大変な仕事ですが、やっていけそうですか?」は必須ですね。 (面接官の目をしっかり見て、「はい」とか前向きな答えをしましょうね) あとは志望動機や入職してやりたいこと・・・・ 私だったら「この学生さん、クライエントに感情移入しすぎないかな。」というのが心肺ですので「○○な時はどうしますか」と尋ねます。(もし感情移入系でも、素直に職場になじんでいかれるのなら、いいと思いますが、そういう人はどちらかといえば地域支援(地域活動支援センターや相談支援事業所など)が向いていると思います。
精神科病院で精神保健福祉士をしています。 私の場合、40歳を過ぎてから福祉系の大学に学士編入し資格を取り、現在の病院に勤務しています。 既にご存知とは思いますが、特に精神科の医療領域では「PSWは10年でひよっ子、15年で何とか認められ、20年で独り立ち」と言われます。それは専門知識はあっても、社会人(世間でもいいでしょう)としての経験がないからです。入退院を繰り返されている患者さんから見れば、いくら貴殿がPSWの資格を持ち、ラポールを築こうと思っても、「お前みたいな若造に俺の苦しみ、悲しみの何が分かるんだ」と一蹴されるだけです。また病院側も1年目からPSWとしての成果は期待していません。 さて、貴殿は精神科病院への就職面接で何を聞かれるかを心配なさっていますが、その前に「今の自分に何ができるか」を自問してみて下さい。きっと何もできないことを悟るでしょう。ならばPSWとして成長するために何が必要か、それを得るための社会資源、人的資源を、どのように見つけ、深め、ネットワークを構築していくのか(いけるか)をハッキリさせましょう。その資源は外部だけではありません。多職種チームの中で。或いはアウトリーチの中で。もちろん先輩PSWのスーパーパイジングもありますよね。 ここまで書くと、①先ずは自己研鑽の意味も含めて傾聴の大切さ(患者さんから教えて戴く気持ち) ② 支援(ケア)に当たって多職種チームの連携の大切さ・チームの中で自分の責務(為すべきこと)を臨機応変に把握しなければならないこと(現場では刻々と状況が変化します。) 実習では様々な経験をされたと思います。そこでは机上の学問ではない現場でしか得られなかった「何か」があったはずです。もしお手元に実習記録があるのなら、もう一度読み返してみてください。 貴殿が何に着目し、何を疑問と思い、それに対しスーパーバイザーはどう答えたのか。 PSWのあり方を表す言辞に「視点は患者に、視線は社会(地域)に。」があります。 患者さんが地域の一員として「自律・自立」した姿を貴殿が想像でき、それを患者さんと共有でき、共に創造(歩む)できること(そうなるよう不断の努力が必要なこと)をPSWとしてのご自身が根本として受け止め、社会人としての経験がないことは、どうしようもない事実なのですから、若いからこそできる柔軟な考え、貪欲な吸収力、協調性、そして「PSWは、歩いてなんぼ」と言われるほどの行動力を「自分の言葉」で話せるように準備なさってはどうでしょうか。 最後に一言。面接は分野を問わず、面接官が「この人間と一緒に仕事をしてみたい」と思うか否か(思わせることができるか)が、採否の決定に大きく関わります。 長文・冗文になりましたが、お役に立てれば幸いです。健闘をお祈りします。
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