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一級建築士 製図試験について 試験では、構造設備の理解度も試されるそうですが、 私は構造の理解がイマイチです。 鉄…

一級建築士 製図試験について 試験では、構造設備の理解度も試されるそうですが、 私は構造の理解がイマイチです。 鉄筋コンクリートで 基本的な小梁の位置と、PC梁の掛け方は覚えましたが、あとどういった理解が必要でしょうか? 耐震壁の入れ方は、まだ分かりません。 小梁を連続梁にする方法も良くわかりません。 全体的にどういった理解が足りてないのか分かっていないのですが、アドバイスあれば教えてください。 よろしくお願いします。

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知恵袋ユーザーさん

回答(1件)

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    製図問題の構造は、特殊な構造体は選択せずに一般的な構造形式を徹底することです。基礎は、ベタ基礎と杭基礎のどちらかになると思います。 構造体は、「純ラーメン構造」か「耐震壁付ラーメン構造」のどちらかになると思います。例年の課題では、「耐震性に配慮し、必要に応じて、耐震壁等を設ける」と記載されています。「必要に応じて」との記載なら、特段、耐震壁を設けなくても減点にはなりません。 もし、耐震壁を設けるように指示があれば、耐震壁を設けなければなりませんが、この場合、耐震壁は、建物の外周部に計画します。建物の中心付近に耐震壁を設けてもあまり意味がないので、東西南北の外壁にバランスよく数ヶ所の壁に計画します。もちろん、耐震壁は上下階共通の位置に設け、窓も計画できませんのでご注意ください。 また、計画するほとんどの建物は、6m×7mか、7m×7mグリットだと思いますので、小梁は4m以下になるように計画します。 例えば、7mスパンなら、中央部にあたる両端から3.5mの位置に計画するか、端から3mと4mの位置に計画することになります。これにより、小梁のスパンは4m以下となります。 以上から、小梁を連続梁にしたいなら、小梁を各グリットの同じ位置に計画することになります。 しかし、スパン7mの場合に階段幅は4m、EVは3mとなりますので、小梁の位置も中央部から少しずれた位置になります。他のグリットは、3.5mの中央部に計画し、この階段室のグリットだけ4mと3mの少し中央部からずれた位置になります。 この場合には、連続梁とはならないので、記述では「小梁は連続梁とする」との表現ではなく「小梁は階段室を除き連続梁とする」などの表現にする必要があります。 なお、記述で「小梁は連続梁とする」と表現したければ、階段室があるラインの小梁だけを4m・3mの位置にすべてのグリットの小梁を計画することで連続梁となります。本番ではどちらかで計画する必要があります。記述を図面に合せた表現にするか、記述を優先して図面を合せるかです。 記述と図面は、整合性が必要ですので、どちらかに決めて計画する必要があります。ご参考まで。

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