バックホウ(俗に言うユンボ)やフォークリフト、ブルドーザーなど全ての種類の重機は 年一度の特定自主検査を受ける事になっています。車の年次点検、車検みたいな ものです。 整備が終了してこの特定自主検査をするには、検査業を営む会社(一般的には 各重機メーカーの営業所)に就職しないとできません。かつ「検査業所属検査者資格」 が必要です。 整備そのものに資格はいりませんが、無資格の人間にお金を払って整備させてくれるなど ありえません。 この資格は講習+修了試験で取れますが受講資格がありますので(社)建設荷役車両 安全技術協会のホームページを参照して下さい。 うちの会社では重機が何台かありますが、通常の故障時はメーカーの整備員に来てもらって 整備して、特定自主検査は私が「事業所内検査者資格」を持っているので自分で行なっています。 重機の整備は車と違って、現場で故障したり壊れたりするので、泥まみれだし油圧系だと 油まみれとなります。 自動車は道路交通法でしばられ、整備不良が大事故につながるケースもあるのでかなり シビアだと思います。重機の場合、作業は一般立ち入り禁止区域内でやるため、車ほどは 整備もうるさくない感じです。車検の無い車を運転して検挙されたら即免停ですが、 特定自主検査は罰則規定がないので、無検査で作業しているのもよく見かけます。 各メーカーの営業所も車と違い特定の顧客相手が多いのでしょう、2,3年つきあってると 仲良くなっちゃってタメ口で仕事してますよ。
なるほど:4
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