解決済み
理学療法士です。 不安になっている内容を知らなければ、適切な声掛けは出来ません。 貴方が、受験を控えており、英語の長文の読解に不安を持っていたとします。その時に、 長文の読解の方法や、テーマ別の問題集を用意してくれ、そのアドバイスをしてくれる友人と、『気晴らしが重要だよ!』と遊園地に連れて行ってくれるが英語読解の話は全くしない友人がいた場合、どちらも必要だとも言えますが、後者は不安に対する適切な内容とは言い難いと思いえます。 ましてや、疾患を抱え、自分の腕が動かないとか、苦しくて仕方がないとか、痛みが何とかならないか、歩けないとか、今後が不明確で切羽詰まっている状況にある方に対して、先ほどの安易な対処は不適切になりえます。 『どんな声掛け』とは、対象者を理解しようと努力し、多くの関係者から知恵や情報を集め、対象者と寄り添っているその瞬間に、必要と思われる事を、意味を違えないように自分の解釈を客観的に再解釈して、最新の注意を払って捻出するものです。また、自分の発言に責任を持ち、問題が起きたとしてもその時の解釈は、どの情報とどの情報をどのように解釈して、私はこのような発言しました、と説明出来ることが必須です。また、関係者と密に連絡をとっているので、自分一人での判断ではないということも大切です。 要するに、それほど、言葉には責任が伴うため、安易な声掛けなどあるわけがなく、それは自分自身が常に注意を払わなければならず、けっして『頑張れ』だけで、何かが解決するわけではありません。 もちろん場合によっては、『頑張れ』が、最高の言葉になる事もあります。それぞれ自分が汗をかいて、身体から滲み出るような声掛けがある、というのを御理解頂けると有り難いです。
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