2級建築士と２級建築施工管理技士という資格がありますが、この二つは就職でどれくらい重要視されるのでしょうか 無名大卒で…

Question

2級建築士と２級建築施工管理技士という資格がありますが、この二つは就職でどれくらい重要視されるのでしょうか
無名大卒でこの二つの資格を取るより、有名な大学を出た方がよいのでしょうかそれと、今の建築系の業界の就職率というのはどうなっていますか？
オリンピックの影響もあって良くなっているのでしょうか？
オリンピック後には就職率もガタ落ちするのでしょうか

補足

建築系というフワフワした質問ですが、どうかよろしくお願いします

Answer 1

結論を先に述べますが、
２つの資格は新卒定期採用では無意味です。
二級建築士は大学ならば指定科目６０単位取って卒業しないと受験できませんし、２級建築工事施工管理技士は卒業見込みで学科試験だけが受験できるだけで、就職後に実務経験を充たして実地試験を受けて合格しなければなりません。

中途採用ならば資格と実務経験が重要視されますが、新卒では意味があまりないです。

無名大学と有名大学とありますが、実際には大学院が重視されています。

マトモな大学院を修了すると実務経験２年を充たしたことになり一級建築士を受験することができます。
一級建築士は難しいとはいえ、資格の中ではザコキャラです。本当はかなりなことができる二級建築士ですが、一級建築士を取って当たり前という観点からは二級建築士では無資格に近い扱いです。

就職と学歴では
専門学校の新卒からスーパーゼネコンに入社する枠も僅かにありますし、仕事は数々ありますが、一人親方とかが色濃く残る業界なので、学歴だけより技術・技能に秀でる者のほうが待遇はいいです。

施工管理技士については、１級建築工事施工管理技士の試験が簿記５級などと言われていた時代があったようにマトモに受ければ受かる資格です。

オリンピックうんぬんは字すら読めないマスコミが作り上げた幻想で、建設業は浮き沈みが激しい業界ではあるものの新築に限らず改修などなど、そう簡単には尽きない数量の工事があります

Answer 2

＞2級建築士と２級建築施工管理技士という資格がありますが、この二つは就職でどれくらい重要視されるのでしょうか

中途採用市場では、どちらもほとんど評価されない。資格はあって当たり前で、建築士なら加えて管理建築士の資格、施工管理技士なら少なくとも数件の現場代理人経験がないと職を得るのは難しい。

これが一級建築士や１級建築施工管理技士になればだいぶ違う(それぞれ数年の実務経験が必要であるため、資格の保有が実務経験を証明してくれる)が、二級建築士や２級建築施工管理技士では力不足は否めない。

＞無名大卒でこの二つの資格を取るより、有名な大学を出た方がよいのでしょうか

中途採用なら出身大学は殆ど関係ない。資格と実務経験がすべて。新卒であれば大学のランクが大きく影響する。

＞それと、今の建築系の業界の就職率というのはどうなっていますか？
団塊世代技術者の大量退職にくわえ、失われた２０年に建設業者が相次いで倒産したことや技術者を育成できなかった事の弊害が加わり、さらにはオリンピック需要と空き家法の整備による解体の増加まで重なって非常に人手不足。オリンピック後はどうなるか分からないが、不況を経験した建設業経営者は現状をシビアにみているため多少の景気高揚があっても事業規模を拡大しようとはしていない。今後数年間は転職を考える者にとって綱渡りな状況が続くと思う。