解決済み
「今の医学生が一人前になる頃には医師が溢れて、アメリカのように医師免許を持ちながらも他の職に就かざるを得ない人がいるかもしれない」ある書籍で読んだ内容なんですが、本当でしょうか? 弁護士といい不動産鑑定士といい、難関資格=高収入という式は必ずしも当てはまるものではないんですね。
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確かにアメリカにおける医師の数は過剰ですが、日本は数だけ考えると決して過剰ではありませんよ。 どうしても都会に集中するため、そういったエリアでは過剰になってしまいますが、 僻地なんかに行けば医師の数は全然足りていないんです。 女性医師が出産を境に引退したり、また産科、小児科医の医師が足りていないように。 医師不足を解消するには今の日本のシステムを変えるしかないのではと思います。
私の住む県では、医師数を全国平均並みにするにはあと800人必要とのこと。一学年100人が全員残っても8年かかります。 ちなみに、どの都道府県においても、人口あたり医師数はOECD諸国平均には届いていません。 都会でも勤務医は足りているとは言いがたく、東京23区にも医師の引き揚げにより閉鎖した病院もあります。 救急では都市部でも患者のたらい回しが起きていますが、人手不足が最大の原因です。 今後団塊の世代が高齢になり、病院の世話になることが増えるでしょう。 そのときには、今より多くの医師が必要となります。
日本全体の医学部の定員の推移をみればおのずと予想できることです。 今後定員を増やせばどうなるかわかりませんが「今の医学生が一人前になる頃には」というのは根拠の無いヨタ話でしょう。
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