受託は「依頼されること」、委託は「依頼すること」です。 販売は「売ること」、買付は「仕入れること」です。 ----------------------------------- 委託買付は、例えば中国で野菜を仕入れたいけれど、当社には中国語ができる人がいない、 中国語がわかる人がいる会社に手数料を支払って仕入を頼みたいというときなどに行われます。 仕訳は次のようになります。 ①仕入をB会社に依頼し、前渡金10,000円を渡したとき (借)委託買付 10,000 (貸)現金 10,000 ②買付代金10,000円、諸費用及び手数料2,000円という買付計算書がB会社から届いたとき (借)仕入 12,000 (貸)委託買付 12,000 ③残額をB会社に送金したとき (借)委託買付 2,000 (貸)現金 2,000 また、「委託買付」勘定を使わない場合もあります。 ① (借)前渡金 10,000 (貸)現金 10,000 ② (借)仕入 12,000 (貸)買掛金 2,000 (貸)前渡金 10,000 ③ (借)買掛金 2,000 (貸)現金 2,000 受託買付は、委託買付の逆のケースです。 「受託買付」勘定を使うケースもありますし、「前受金」等を使うケースもあります。 いずれのケースになるかは、問題文で使用する勘定の指定があると思いますので、それに従ってください。
なるほど:17
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