神戸大学経済学部についてです。自分は経済のことを学びたいということと教職をとりたいという夢がありました。神戸大学は家から…

Question

神戸大学経済学部についてです。自分は経済のことを学びたいということと教職をとりたいという夢がありました。神戸大学は家から近いのと少し経営学部の話になりますが、歴史がある大学だそうなので志望校にしていました。しかし、よく調べてみると平成27年から教職課程が廃止になったみたいで、これは教員免許の資格が取れなくなったってことですよね？ それを知ってすごくショック状態になっています。なぜ廃止になってしまったのかを知りたいです。
それからやっぱり経済と教職課程どちらも学ぶのだったら他の大学に志望校を変更したほうがいいですよね？
難しい質問だと思いますがよろしくお願いします。

Answer 1

一般論にはなりますが教職課程を廃止する理由として，教員免許取得者や教員就職者が少ないことが考えられます

教職課程を設置するには，免許を取得するために必要な科目を開設し教員を配置しなくてはなりません。当然，費用や色々な手続きも必要になってきます。

特に経済学部は民間企業就職が多くどの大学でもほとんど教員にはなっておりません。

また，社会科系統の教員採用は募集も少ないうえに競争率が高騰するもっとも難しい教科といえます。
免許とれてもなれない人がほとんどです。
今後，少子化や財政上の問題でますます採用は厳しくなることは明白です。
高校公民や地歴各科目はすでに募集停止している自治体もありますから，神戸大学卒といえど合格は非常に難しいといえます。

ですから教職課程を設置している意味が大学側にとって見いだせなければ廃止もやむをえないという判断になるでしょう。
今後の採用状況を鑑みると妥当な判断かもしれません
無理に存続させても費用がかかるだけで教員にならなければ意味がありませんから。

教員志望で経済学を学びたいのであれば阪大や京大を目指してはいかがでしょうか。
広大もとれるはずですが，神戸大を目指せるならできるだけ高いところがよいでしょう。