民事訴訟での証拠について 訴訟相手のスマホに証拠となるラインの文章があると思うのですが、 民事訴訟でも強制的に証…

Question

民事訴訟での証拠について

訴訟相手のスマホに証拠となるラインの文章があると思うのですが、
民事訴訟でも強制的に証拠採用出来ますか？その場合、消されたデーターを復元することも許されるのでしょうか。

また、狂言を覆すために嘘発見器の採用はどうでしょうか。

Answer 1

主様にお答えします。

訴訟の内容は分かりませんが、「民事」と言う事なので一般的にお答えします。

刑事事件の場合は通常警察に被害届を出し、警察が捜査をして犯罪性があれば被疑者を送検する。

対して、民事事件の場合は加害者を被害者が特定した上で、相手の行動について証拠を示し、被害者がどれだけの不利益を被ったかを算定して争うものです。
一般的に例えば一番多い「浮気」について考えましょう。
通常は被害者が警察に「私どうも浮気されているみたいです。」と言っても冷たく「警察は民事不介入ですから個人の意見としてお話しするのが限界です。」となります。
そこで被害者は身銭を切り興信所・探偵を頼んで証拠集めをして民事裁判に耐えうるものと確信した時のみ訴訟に踏み切るのが望ましいと思います。

それが故、犯罪が起こった時に刑事裁判終了後（一審後の時もある）民事裁判が提訴されるのです。

通常は主様が考える強制捜査権があるのは民事では検事だけですので、主様の思惑には程遠いかと。

ほんの少しでもご参考になれば。