部内選抜の幹部候補生のことです。「部内幹候」とも言われます。 入隊して最下位から出発して、「3曹」昇任後、4年経過すると試験を受けます。 合格すると「曹長(幹部候補生)」となります。 そして幹部候補生学校に入校し、目出度く卒業すると幹部自衛官である「3尉」になります(曹長から約1年後)。 1,部内幹部はエリートではありません。早い話が、防大や一般大出身の幹部 を上位に上げるための下積みになるための制度です。 2,そんなに難しい試験ではないのですが、希望者が多くありません。 なぜか?おいしいことが少ないからです。 3,ほかの回答があるとおり、エリートでもないのに2~3年ごとに全国を 転勤します。所要の手当は出るようですが。子供さんの教育、経済的・精神 的負担、単身赴任は常識です。それらのデメリットをどう考えるかです。 4,仕事が増えるのは当然です。責任が増えるのですから。 ただ、お役所仕事ですから前例遵守で、効率化や合理化とかは考えないので、 無駄な仕事のためにしんどいだけです。むなしいですね。 5,部内幹部はエリートではないので、ほとんどが「1尉」どまりです。 ほんのちょっと頑張ると「3佐」にはなれます。 防大一般大出のエリートはここからがスタートですが! 部内の「2佐」は難しいですが、運が良ければなれないことはありません 「1佐」はう~~ん。めったにいません。天然記念物ですわ。 6,おいしいことはそれなりにあると思いますよ。でなければ志願する人は いませんよ。退職金、年金はいくらかは有利です。 再就職もそれなりにきれいなお仕事を紹介してくれます。もちろん、将官並に 兵器産業での優雅な地位にはなれませんが。 7,ネックは転勤ですね。 でもねえ、近くのA,B,C基地を2~3年ごとにぐるぐる回ります。 そして沖縄に単身2年でもどってくる器用な人もいます! 8,意味のない無駄な仕事のために残業の連続はむなしいです。なお、定時 帰宅の夢のような職場もめづらしくありません。 9、後悔しないように、信頼できる先輩によ~~く相談して決めてください。 奥様にも事実を正確に伝えて、揉めないようにしましょう。 話しが違う!離婚した人も多いです。 エリートでもないのにしんどいことはやりたくないでしょう。 余計なお世話ですが
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幹部になっても、希望での職種とか 任地(勤務地)での継続履行は 不可能! 転属の多々 責任度も増加 部内からなら 良くて 2佐・止まり なのでね。 曹 士 よりも 尉 佐 将官者での 方が、高離婚率 なのでね。 単身赴任の方 当たり前等なのでね。 事実、私も 15年以上も前には、 部内幹部区分での、元(前)職種者の先輩2名 部隊長と 総括班長での2名 3佐 1尉 にと呼び出されて 部内幹部を!とされたの ですが、即答で NO! 好きな職種、任地には行けない可能性の方 残業と転属の多々 責任度も増加!百害あって 一利なし!(今とは相違で、以前での当時は) 幹部任官拒否、元の職種と階級には、戻れない! でしたのでね。 その事での理由を言動したら、人生は、変わるものだ とされたので、即答で、 なら・・・(部下での) 私の人生 保障します という捺印 職印 実印 認め印 捺印と直筆での念書 覚書き等を書いて 下さい、としたら 即座に憤慨をされて 情けない!とされた後で、お前 知って解っている んだろうな!等とされて 即答での YES! で、3曹を12年 2曹も10年近くもしています。 でも、3曹には、2回目 2度目での試験で昇任 2選抜 なのでね、途中で 補士への転換をした のでね。 多分私は、良くて 定年時 特別昇任で 曹長 ま~現状なら、2曹定年 定年時 特別昇任1曹 ですね。 でも、下手に昇任が早ければ 階級 立場 役職 年上での先輩 でも 階級が下 先輩等を 抜く!立場 キツサ!なのでね。
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夫が部内幹部出身です。 家族の視点で言うと ・帰宅時間が大幅に遅くなりました。 曹時代は必ずと言っていいほど定時上がりでしたが、部内幹部を卒業して数年、定時で帰れたのは1回です。 21時前に帰れたのは数回です。 平均22時以降の帰宅です。 泊まり込みも少なくありません。 そして残業代は1円も出ません。 ・艦艇勤務の場合、寄港地で上陸許可が出ても、仕事が終わらないのでいつまでたっても上陸できません。 ・部内とは言えお給料上がったんでしょ? →上がりましたが、2、3回飲み会行ったら消える額です。 転勤先の宿舎が現在より高ければ水の泡。 ・転勤しても支給される手当が少ない。 頑張って頑張ってこれでもか!と値切った引越し代より、支給される手当が少ない。 宿泊費と食費、交通費なんてなんだかんだ理由をつけられて一度も支払われたことはありません。 もちろん宿舎が空いてなくて民間を借りるしかなくても敷金礼金なんて支給されません。 幼稚園の転園に伴う入園金、教材費、制服などの買い替えも一切支給されません。 2000km弱の転勤をして支給されたのは36万円です。 引越し代が40万円 交通費は8万円 宿泊3万円 食費3万円 幼稚園の入園金4万円×2人分 教材費1万円×2人分 そして転勤するたびに歓迎会、送別会に何度も出向きます。 毎回数十万円の赤字です。 とにかく経済的な負担がかなり大きいです。 貯金は貯まった先から転勤で消えていくので、ほとんど出来ません。 そして転勤のスパンが短いので、妻は看護師の資格でもないとパートすらそうそう見つかりませんので、単身赴任でもしてもらわないと定職にありつけません。 度重なる転勤で妻子のメンタルに異常をきたす事もあります。 転勤と聞いて引っ越すまで毎晩壁に頭を打ち付けて奇声を上げているお子さんもいました。 引越しは大人でも大変なので、子供は必ずと言っていいほど体調を崩します。 夫が不在に加え、転勤の頻度が多いので、離婚をする方も多いです。 部内に行ったばかりに崩壊した家庭も幾つか見ました。 夫が散々迷った末に決めた部内幹部の道ですのであれこれ言いたくはないですが、正直私は曹時代の方が良かったです。 もちろん夫のことは応援していますが。 妻の視点ですがご参考までに。
6人が参考になると回答しました
敬遠どころか重宝がられていますよ。 なにせ、陸士からの経験値をたっぷりと積んでいますので。 ただし、防衛大学卒の幹部に比べれば、訓練計画の作成や、作戦などの立案ではどうしもて苦労を強いられるようです。 そう言う意味では仕事によっては格下に見られたりする事があるかもしれませんね。
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