解決済み
リハビリに関する質問です。近年日本では「リハビリテーション職」の需要が高まってきているそうですが、それは何故ですか?特に「作業療法士」「理学療法士」のニーズ増加の理由を中心に教えていただきたいです。
質問内容は、「最近リハビリ職の需要が高まってきているのはなぜか」というものです。現在世間一般的に、リハビリ職の人数の少なさが指摘されていると聞きます。特に作業や言語の数は対象者の人数に見合わない少ないと聞きます。その理由を第一に聞いています。個人的には少子高齢化などが要因と思っていますが、他の方の意見が聞きたいので質問しました。ニーズは必要性で構いません。数が足りていないことと関連していますね。
408閲覧
もっとも単純な理由は、高齢者人口の増加と、回復期リハビリの強化のために患者さんの一人あたりの提供時間数の増加が要請されたことです。 特に要介護認定を受ける比率の高い75歳以上の人数に着目すると良いです。この層に関しては2030年までは増加が、その後2055年までは横ばいが見込まれています。つまり、現在のリハビリ提供状況であれば、少なくとも人口の増加に合わせた有資格者の増員が必要になると考えられます。 http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2013/zenbun/s1_1_1_02.html また実際の理学療法士と作業療法士の資格者数や所属施設の情報を取ると、作業療法士の人数が少ない理由が分かります。 全数調査ではなく偏りも出ているデータなので、ある程度の推測は必要になりますが、なぜか作業療法士の身体障害領域での勤務率が高く、理学療法士の維持期比率が割と高いというのが実情です。 本来の職務であれば、維持期ほど作業療法士の数が多くても良いはずです。 恐らくもっとも重点的に予算がつけられた回復期までの領域に人が集まりやすかったとはいえ、協会員自体は理学療法士の方が作業療法士よりも多いために、それ以外の領域に流れる人員も理学療法士が作業療法士よりも多くなったと考えられます。 http://www.japanpt.or.jp/upload/japanpt/obj/files/jittaichousa-hokoku2.pdf http://iryoufukushi.com/images/pdf/ot_program/ot07.pdf
はじめまして 近年というのはいつ頃のことでしょうか。 リハビリテーションの需要、ニーズの増加とは、どのようカテゴリーからのものでしょうか。 問題点の提起から、やや分かりづらさを感じます。 例えば、2025年問題という考え方がありますが、総人口における高齢者の割合が多くなれば、今のままでいけばリハビリは必要だし、需要があるのではないかとなりそうな気はします。 ただ、国としてはお金が無いので、出来る限り医療保険や介護保険は使いたくないと考えており、自助や互助など、自分達でできることは自分でやりなさいという方針です。 また、理学療法士や作業療法士は介護保険下においては出来る限り色々な場所で働く事で、障害のある方などの自立支援を促すようにしたり、評価を中心に行い、効率的なリハビリプログラムを立て、人件費をあまりかけないように動いているように伺えます。 確かに高齢者が増え、リハビリを必要とする人が増えれば需要が高まる気はしますが、医師の指示のもとに動くセラピストとしては、医療費の削減の対象であり、働き口である受け皿はあまり大きくない事が予想されます。
< 質問に関する求人 >
作業療法士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る