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仕事でアーク溶接機を使っています。

仕事でアーク溶接機を使っています。出張先に溶接機を持ち込みで作業する場合に、客先に何アンペアのブレーカーがあるか確認するのですが、 いつもは200Vの500Aの単相溶接機を使うのに100Aのブレーカーを使用しています。 たしか定格入力電流?は43.5kVA、とかいてあったと思います。 今回、客先には50Aのブレーカーしかないということなのですが、 実際の溶接電流は150Aくらいで溶接しようと思ってます。 ネットで自分なりに調べては見たのですがよくわかりませんでした(涙) そこで質問なのですが、逆に50Aのブレーカーしかない場合は 何アンペアくらいまでは使えるという計算式はどういう計算をすればいいのでしょうか? あと、三相と単相の溶接機の違いはどんなことがあるのでしょうか? 今後仕事上でこういうケースがあった場合のために勉強しときたいため質問させていただきました。 よろしくお願いします!

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回答(1件)

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    常識的には溶接電流300Aで25KVA(125A)、250Aで20KVA(100A)、200Aで15KVA(75A)、150Aで11KVA(55A)です。 三相50Aブレーカーに2本だけつないで単相溶接機を使えますが、3.2mm棒を使って150A流したら一杯一杯です、50Aブレーカーから55A流してもブレーカーはすぐには落ちませんが、ヤバイですね。 それに500Aの溶接機ですから内部のロスが大きいので、もしかしたら150Aでも12KVAとか13KVAを喰ってしまうかも。 そうなると飛ぶこともあるでしょう。 今どき動力電源で100A以上のものが設備してあるところは少ないはずです、多いのは三相50Aとか60Aです。 単相交流アーク200Aで目一杯の200Aを使うとしたら、入力は15KVAぐらいで線を流れる電流が75Aですが、これが三相入力の200A直流アーク溶接機でしたら半分に近い8KVAになり、さらに三相ですから1本の線に流れる電流は23Aになります。 「大丈夫ですよ三相の直流アークですから20Aちょっとしか喰いません、30Aブレーカーでもあれば使えます」なんて楽な話になります。 「今回は200Aの交流アークを買って、少し電流を絞り気味で凌ごうか」では無く、先々を考えて直流アーク溶接機を購入されることをお勧めします。 なおOEMで国産のような感じになったアジアン交流アーク溶接機が日曜大工用に販売されていますが、無茶苦茶低入力ですが無負荷電圧を低くして入力を下げただけですので普通の棒はアーク切れします、だから「低電圧溶接棒をお使いください」となっており、DIY用の特殊な棒しか使えませんので業務で使うものではありません。 同じアジアン溶接機でも直流アーク溶接機でしたら使えるような気がするのですが、これも無負荷電圧が低いと思われますのでアーク切れはしなくてもスタートが悪いなどの問題はあるでしょう。 とにかく出張業務で使う溶接機でしたら国産2大メーカーの直流インバータ溶接機がお勧めです。

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