公務員試験を落ちた人の自意識ってどうなりますか？

Question

公務員試験を落ちた人の自意識ってどうなりますか？僕は、公務員試験を受けようとしています。
しかし、落ちた時のことをどうしても考えてしまいます。
落ちた場合、民間企業につとめることにことになりますが、
その民間企業で働いている時、
公務員試験を落ちた自分をどうやって受け入れるのでしょうか？
公務員試験を受験する人は、すくなくとも、
公務員という仕事をほかの仕事よりも、
上に置いてしまっている気がするのですが、
その理想と現実のギャップをどう受け入れたか、
実際に公務員試験を受けて落ちてしまった人がいたら、
お願いします！

Answer 1

ご質問の内容と一部合致しない箇所もありますが、ご了承を。

私は平成３年に高校を卒業し、２年制の法律系専修学校に通学。平成５年に国家公務員の採用試験を受けました。その受けた試験も数知れず・・・・（ただしⅠ種(現 総合職)は、すべて受けていません。）しかし、受けた試験はすべて不合格となりました。

不合格となった現実は、無理矢理でも受け止めなければいけません。どんなことをしたって、事実は変わらないのですから。ただし悔しさで満ちあふれていたのも事実です。

でも、私の場合、中学生から「将来は公務員になる」という憧れがあったこと、そして決して安くない当該専修学校の学費を親が負担していること、これらに鑑みて一念発起しました。そして、更に１年間、当該専修学校の夜間の部に通い、昼間は朝から当該専修学校で自習。あなたも教養試験で接したかも知れない「一般知能」問題をクリアするために、小学生がする、私立中学校の入試問題ドリルまで買って解きました。

そして平成５年に再挑戦。一番行きたかった裁判所職員の採用試験は不合格となったものの、防衛庁(現 防衛省)職員採用試験を射止めることができ、平成６年、晴れて防衛庁職員になりました。

それで、あなたの質問を読んでみると、「落ちたときのことをどうしても考えてしま」うと書かれていますが、あなたが本気で公務員になりたいと思っているのなら、そんな否定的な考えは、頭の中の金庫に閉じ込めておきましょう。あなたの年齢が書かれていませんが、受験資格を満たしていれば、まだチャンスはあるはずです。

ここで気をつけなければいけないことは、まず、あなたが「公務員以外はあり得ない」という熱意があるかどうか。第二に、公務員は国家公務員と地方公務員に分かれますが、どちらになりたいか、更に具体的には何になりたいかをハッキリさせること。第三に具体的になりたい職種が決まったら、受験に必要な情報を徹底的に収集しリサーチすること。最初に触れた「熱意」が豊富にあれば、万が一その年の試験が不合格になっても、次の年の受験に当たって一層心を引き締めて勉強する気持ちになれるはず。逆に、試験を安易に考えていたり、適当な気持ちで対策をとってたら、受かるものも受かりません。

ざっと記してみましたが、一度目を通していただき、あなたの行くべき進路の資になればと思います。