医者は本当に激務なのですか？普通のサラリーマンでも深夜に帰ってきたりすることはありますよね。公務員である私の父も0時を回…

Question

医者は本当に激務なのですか？普通のサラリーマンでも深夜に帰ってきたりすることはありますよね。公務員である私の父も0時を回った頃に帰ってくることが多いです。

本当に医者は激務ですか？医者の自作自演なのではないでしょうか？

Answer 1

世間の一般的な職業ですと「夜勤」というものがあり、昼働く人間と夜働く人間が分けられております。
一時的に長く働くことはあっても、それが終われば休息があるでしょう。

医師の場合には、「当直」というものがあります。
これがどのようなものかというと、昼働き、夜も救急患者の診察、入院患者の診察で働き、また次の日も働きます。
ただプラスして夜も仕事があるというだけで、代わりの休みはありません。

「問い：いったい何時寝るの？
答え：時間がある時に少しでも仮眠をとりますが、時間がなければ寝ません。
次の日は寝ないで仕事にあたることになります」

夜寝ないで働いても、次の日休みになることがなく、またその状態が恒常的に続きます。
（患者は危険だと思います）

また、そもそも完全な休みというものがありません。
日本の医療制度は、交代勤務制ではなく、主治医制で動いています。
（入院するとわかると思いますが、何かあった場合には日曜日だろうが、深夜だろうと常に主治医が現れるのではないでしょうか？）
月に数日間は「休み」と言われる日は指定されてはいますが、入院患者は医師の休日の都合で、具合が悪くはなってくれないので、深夜だろうが、早朝だろうが、休日だろうが、自分の患者の具合が悪くなれば、病院に駆けつける必要があります。
病院への泊まり込みや、休み潰れは日常です。
（休みの日が休みになる確率のほうが少ないものです）

数少なくまともにとれた休みの日（時間？）ですら、入院患者の状態によっては、常に待機状態である必要があり、遠出も、深酒もできません。

就労時間は上記の通りですが、就労内容は「他人の命を預かって加療を行うことです」
つまり、仕事に失敗すれば（失敗しなくても最終的には必ず）、人の命が失われます。
ごく普通の医師は、少しでもこれに抵抗するため、少ない時間でも少しでも時間がある時には、医学知識に対して勉強を行っています。
そうでなければ、怖くてしかたないからです。

それでも人間は不老不死ではないので、必ず死人はでます。
そんな時には、休日返上して寝ないで働き、勉強し、何一つ間違いはなく、出来ることはすべてやった場合でも、逆恨みで「人殺し」と罵倒され、土下座を要求されたり、悪くすれば、数億円単位の訴訟に巻き込まれたりする可能性があります。

報酬は、ちょっと良い企業の年収程度（厚労省調査では約1160万円）
一見高そうですが、医師には退職金がありません。
手取り換算すれば、手に残る金銭額は全然安いものです。
(所得税率の累進性もあり、給与を高くもらうと4～5割が税金で取られてしまう。退職金は一定範囲ではほぼ無税の収入に成ります。たとえば生涯賃金が同じ３億円だとして、その内5000万円を退職金としてもらった場合と、全額給与所得としてもらった場合では、手取り所得に3000～4000万の差が出ます)
大学が6年生であり、その後に臨床研修が2年あることを考えると、他職より有利な待遇を得るには70以上まで働かなければなりません。
途中で死んだら大損です（医師の若年での過労死確率は激高です）

よーするに全く割に合わないゴミ奴隷職が医師という職業なのですが、これ以上にバカらしい職業は世間にあるのでしょうか？

Answer 2

激務の人もおるけど､楽して儲けとる人もいるでしょう｡そのへんはどんな業界でも大してかわらんと思います｡

ちなみに激務といえば､みんながみんなではないが､トラックの運ちゃんも超激務です｡ニュースで聞かない日がないくらいトラックの事故ばかりです｡
プロのドライバーがですよ｡

寝る時間ない｡事故ったら自己責任､逮捕｡給料も安い｡トータルすれば医者より激務です｡なんか医者だけが激務みたいな風潮はやめてほしいです｡ほとんどどの業界も激務と思います｡

Answer 3

定時までとことん仕事やってかえって
夜中に死のうが苦しもうがシラネ 当直医おるだろって
携帯きって家で寝る医者は激務じゃないよ
毎日きっちり眠れるし 朝も大変じゃない
だから

＞医者の自作自演なのではないでしょうか？

正直その通りだと思います
そもそも 労働時間を守らないのも
労働者としての権利を要求しないのも
自分が好きにやってるだけであって
その結果に文句を言うなんてのは

究極の 自作自演です。

Answer 4

既に適切な回答がありますが・・女医さんは皮膚科や眼科医として仕事をされる方が多くなります。緊急呼び出しがほぼないからです。

また、疲れ切った方たちが外科を経て美容整形医になり開業するのは珍しくありません。こちらは完全予約で救急もありません。

一方現役の外科医をやっている私より一回り下の友人は・・深夜二時に帰宅して風呂に入ってさあ寝ようか・・・というときにコールです。整形外科医ですから、交通事故があればもうそこで病院にUターンです。
そして処置あるいは緊急手術を行い一息ついたら朝。眠ることなく当時の診察その他をこなさなければなりません。

少なくともあなたのお父上は一端帰宅してまた呼び戻されることはないでしょう。

小児科も内科も、子供や病人が具合を悪くするのはなぜか深夜が多いんですよ

医師法で医師は診療を求める方に対してはそれを拒めません。

自作自演などという言葉を用いないでください。たくさんの医者が燃え尽き、ある意味自ら命を絶っています。