資格などありません、大学名による優劣もありません。市役所などの職員採用と同じく地方公務員試験を受けて、これに受かれば採用です。もう一度言いますが資格試験ではありません。 一次試験は、 1、文章理解(現代文、古文、英語) 2、社会科学(政治、経済、時事問題、社会情勢) 3、人文科学(日本史、世界史、地理、文芸、思想) 4、数的推理(数的処理、判断推理、資料解釈) 5、自然科学(数学、物理、化学、生物、地学) 6、法律科目(憲法、民法、行政法、刑法、労働法) 7、経済科目(ミクロ経済、マクロ経済、経済事情、会計学、財政学) 8、行政科目(行政学、政治学、社会学、国際関係) 市役所職員はこれらが範囲であることが一般的です。消防の場合は、小論文試験も実施されます。 二次試験では体力テスト(1500m走や懸垂など)、三次試験は個人面接などを行うことが多いです。
公務員試験は「広く浅い知識」を求められます。 「法学部が有利」と,したり顔でいう人がいますが,関係ありません。 私自身の感覚で言えば「どの大学がいいとか,どの学部がいいということはない。本人のやる気次第」ということです。 また,資格を持っていれば採用されやすいと考える人がいますが,それも間違いです。 一部の特殊な職種(職場)では「有資格者試験」というのが行われることがあります。 具体的に言うと ・救急救命士 ・回転翼航空機操縦士(ヘリパイロットのこと) ・自動車整備士 などです。 消防官になると,いろいろな資格が必要になることがありますが,採用されてから取得してもいいんですよ。 また,必要な資格は職場が取らせてくれます。 「消防設備士の資格がないと予防課の仕事ができない」という人もいますが,間違いです。 私は消防設備士の資格を一つも持っていませんが,消防設備の検査に行き「完成検査済証」という証明を発行する事務をしていましたからね。 私が「どんな資格が必要ですか」という人に言うことは「強いてあげるなら中型自動車免許」です。 消防が使う車にはいろいろあります。 その中で,最も多く使われている「消防ポンプ自動車」は,旧自動車免許制度の「普通自動車運転免許」で乗れる車になっていました。つまり,車重が8トン以下のものです。 平成19年に道交法が改正され,中型免許の新設と旧普通自動車運転免許取得者を中型限定(8トン未満)に区分されるようになりました。 現行の普通自動車運転免許では「救急車や司令車,広報車や査察車,一部の消防ポンプ自動車」しか運転できません。 今後は,現行の普通自動車免許(車重5トン未満)でも運転できるポンプ車が増えてくるでしょうけど,自治体も予算が厳しいので,車両が耐用年数になるまでは更新されません。その間は5トン以上8トン未満の消防車も残っているのです。 ですから,まずは普通自動車運転免許を取得し,2年経ったら中型免許を取に行くというのがいいと思いますよ。ただ,教習所で取得しようとするとお金がかかりますから,その辺はよく考えて取得してください。
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