解決済み
航空保安大学校:航空情報科について 航空無線を聞いていると、東京ACCのオペレーターとパイロットが交信している事がわかります。 このオペレーターというのは、航空保安大学校の航空情報科を卒業した方なのですか? *空港の管制塔で指示を出している航空管制官は自分には無理ですが、もし航空路管制が出来るのならばやってみたいです。
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東京ACCの通信をしているのは「オペレーター」ではなく「航空管制官」です。ご存知のように東京ACCなどのACCでは航空路「管制」業務を行っており、管制業務を行うのは管制官だけなので、 航空情報科を卒業してもなれません。
航空交通管制部でエンルート管制を行うには、航空管制官になる必要があります。国土交通省が実施する公務員採用試験のうち、航空管制官採用試験を受験してください。大学卒で受験可能です。合格したら採用候補者となります。採用されたら、春と秋に年に二回の航空保安大学校の入校式があります。入校時の身分は国土交通技官です。俸給表は一般行政職と同じです。1年間の基礎研修を受けた後、全国の空港または航空交通管制部などに配属され、半年間のOJTを受けた後に、レーティングという試験を受けて、合格すれば晴れて航空管制官となることが出来ます。管制官となった後は専門行政職の俸給表が適用されます。その後は、仙台にある航空保安大学校の岩沼分校でさらに研修を受けたりしながら、上級のレーティングを取ることになります。空港でタワーに上り、仕事をしている航空管制官はごく一部です。空港のタワー横にある事務所ビルの中で、レーダーを見ながら空港周辺の空域を飛行する航空機に対して管制する仕事もあります。何でも出来るようにならないと一人前とはなりません。
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