航空パイロット、またはセスナ、飛行経験者の方へ アドバイスお願いします。

Question

航空パイロット、またはセスナ、飛行経験者の方へ アドバイスお願いします。私は、現在検診センターで航空身体検査の担当をしています。
まだ事例経験が少ない状況の中、

先日、39歳の男性が来客し、今後一種免許を取得してパイロットを目指したいと考えているそうです。
その方は、飛行経験は全くなく、夢に向かって今まで別の仕事をして貯蓄をしてきたと言ってました。

今の段階では、まず自分の身体が航空身体検査をクリアするのかを確認したいと言う事で、航空身体検査を受診されていき、一週間後に検査結果が出るところですが、

まだその後の予定が立っていないというのです。インターネットで調べてもイマイチわからないと言ってました。

私の経験では、航空大学校の入学の検討が当たり前だという知識しかなく、あるいは、海外で飛行訓練技術を磨き免許取得を検討するか？
全くアドバイスをするまでに至りません。

そこで、日本での免許取得までの過程について、教えていただけたらありがたいと思いますが、どちら様かアドバイスをよろしくお願いいたします。

Answer 1

航空会社を受けるためには、日本の双発の事業用+計器飛行証明が必要になります。
流れとしては、アメリカで自家用免許・双発免許を習得し、機長としての飛行時間１００時間程を飛んで帰国します。
そして日本の免許に書き換えた後、上記の免許を取るために飛行学校に入校します。
現在、大手は朝日航空になりますかね。
免許習得後、就職活動といった流れになります。
その辺りは学校説明会等に参加すれば詳しくわかると思います。
金額は１千万強、期間はトータル２年はかかると思います。
金額はさて置き、２年後ですと４１歳ですよね。
就職活動に置いて、年齢というのは一番重要な部分です。
質問者様の検診センターに医者であれ看護師であれ、免許持ちで業界は未経験の４１歳と２９歳の人が就職面接に来たとき、どちらを採用するかという話ですよ。
これが経験者であれば別ですが、ゼロからスタートだと厳しいと言わざるをえません。
例えばパイロットに限らず、就職活動で４１歳ですとなかなか難しいのが現状です。
それと肝心な事が一つ、その人に飛ぶための資質があるかどうかです。
一度体験操縦を勧めてはいかがでしょうか？
意外にいるんですよ、実際に操縦する段階で「想像と違った」とか「怖いから辞める」とか「こんなのできない」とか色々です。
自動車学校でもいますよね？免許は取ったけど規定の時間で終了できなかった人とか。
それに該当するような人であれば、まず無理です。
なんかネガティブな事ばかりになってしましましたが、現実は厳しいです。
私は趣味で飛ぶのもいいと思いますよ。
それだけのお金を貯めてるのであれば、免許取って中古の飛行機買えちゃいます。
維持費は結構かかりますけどね。
応援したり後押ししたりするのも大切なことではありますが、止めてあげるのも大切です。
結局は本人が決める事なんですけでね。