解決済み
司令補が救助隊長の件に続いて答えてみます。 ハイパーの詳しい事情は先の方が答えてくださっている通りです。 消防救助機動部隊(東京消防庁のハイパーレスキューの正式名称です)は普段は訓練ばかりしてます。機動部隊は大規模災害対応部隊なので、クレーンとかの重機の操作をやったり、瓦礫の中から人を出す訓練をやったり、本当に一日中訓練をやっていますね。機動部隊の基地は照明が付いてて、しかも周りに家がなくて騒音も問題ないから夜も訓練したり筋トレしてます。 普段の出場に関しては、普通の特別救助隊と同じく、近くの受け持ち区域の災害に出場しています。なので普通の火災、事故等の救助活動にももちろん出場しますね。 もう一つの質問の答えは、東京消防庁は三部制なので各部に一隊五名(隊長、一、二、三番員、機関員)です。ちなみに特別救助隊は全消防署にはなく、80署ある中で24署だけにあります。特別救助隊員になるには一年に一回の選抜試験を通過して、地獄の研修を終えて、しかも人事異動で空きが出るのを待たなければなりません。私は大学まで体育会系で部活していましたが、研修は文字通り地獄で、消防署で隊員になったらもっと厳しくて、本当に厳しい世界だと思ってます。 ちなみに機動部隊は消防署にはなく、消防署を束ねている本部という所にあります。消防署の特別救助隊員は特別救助技術の資格を持った人しかなれませんが、機動部隊の隊員は重機だったり、救命士の資格を持って来ていたり、特別救助技術を持っていない人もいます。目的が震災で一つの部隊で完結して活動をするためです。ハイパーレスキューって言うと凄いレスキュー隊員だと思っている人が大半ですが、東京の場合は、救助、水難、化学、重機、救命士等の資格を持った各分野のスペシャリストの集まりだと思ってもらった方が適切ですね。
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消防本部にもよります。 ハイパーレスキュー隊(特別高度救助隊:特高救助)を,通常の特別救助隊と同様に運用し,火災や救助事故に出動させているところもあります。 また,ハイパーレスキュー隊が必要な災害が発生したときに,各署に分かれて配置されている隊員を呼び集めてハイパーレスキュー隊を組織するところもあります。 レスキュー隊(特別救助隊)というのは「救助隊の編成、装備及び配置の基準を定める省令」というもので,配置基準が決まっています。 基本的には人口比率で基準がありますので,隊員の数で決まるわけではありません。 ハイパーレスキュー隊は政令指定都市に置かれています。 レスキューとハイパーの間に「高度救助隊」というのがあります。 東京消防庁,政令指定都市,中核市等については,特別救助隊のうち一つ以上を「高度救助隊とすること」とされており,東京消防庁,政令市は「高度救助隊の一つ以上を特別高度救助隊とすること」とされています。 特高救助は大規模震災やNBC災害などの特殊な災害に対応出来なければなりません。そのため取り扱う器材も多く,化学の知識や自然災害に関する知識,その他,特別救助隊よりはるかに多くの知識・技術が求められます。 当然,現役の特別救助隊員から適性を見て選抜される事になります。 「俺,特高救助になりたいんですよ」でなれるものではありません。
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