解決済み
ご無沙汰しています。 外科医は患者のショッキングな光景に対する耐性があると思いますが、それは医師になってから、そのような光景に慣れるのでしょうか?それとも生まれつきもしくは、幼い時から耐性がある方が外科医になっているのでしょうか? 医学生でも血をを見るのが苦手な者も普通にいますが、現場に出ればそのような人でも慣れて医師としてやっていけるのでしょうか?(ショッキングな光景とは所謂グロいと言われるようなものです。)診療科によって、手足が切断されていたり、事故等でぐちゃぐちゃ、重度の火傷を診ますよね。 それらの治療に当たっている医師は、学生時代もしくは研修医時代からそういうものに対し苦手意識がないのでしょうか? 上記に挙げたような患者さんを何度もご覧になったことがあれば1度目と2度目以降の感想を教えて下さい。 私は苦手なタイプなのですが、現場に出ればそうも言ってられず気づいたら慣れているのでしょうか?
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外科医というか、医者全体として「仕事中」と「日常生活」で思考回路を切り替えていますね。 簡単に言うと、手術室で食事は出来ません。食事中に手術の事も考えられません。 手術時と、食事の時では、使っている脳が全然違う感じですね。 これは、ただの慣れですし、質問者さんも、すぐに慣れると思いますよ。 訓練すれば「外科医」としてのスイッチが入れば、10時間とか飲食、トイレもいかず、全然、平気になるような、高い集中力もすぐに身に付きます。 ただ、そうは言っても、外科医も人間なので、患者さんがどんどん死んでいってしまうような、重症ばかりくる病院だと、外科医のメンタルがやられやすい、というのもありますね。 癌センターとかの、医師は、結構、精神的なダメージが大きいようです。 また、所謂「グロい場面」を医者は慣れているつもりなのですが、ふとした拍子に、脳が「医者」から「人間」に戻ってしまうので、それが、非常に危険ですね。 なので、救急とかは、精神がやられやすい、というのはよく言われます。 よくあるのが、救急医ですね。 関西の電車の脱線事故の対応をしていたベテランの救急医は、多くの方が亡くなっている、ぐちゃぐちゃになっている悲惨な現場でも、平然と陣頭指揮をとっていたそうですが。 事故で亡くなった方の「携帯電話」がなったそうです。脱線事故のニュースを聞いた遺族が、心配して、すぐに電話をしたのでしょう。 悲惨な現場を想定してきたはずのベテラン救急医ですが、死体の携帯電話が鳴る、という場面は想定外だったとのこと。その瞬間、彼は「医者」から「人間」にもどってしまった。 そして、人間として、悲惨な現場を「見て」しまった。 その救急医の思考は、完全にフリーズしてしまい、救急活動が出来なくなり、また、心的外傷を負ってしまい、治療が必要になったそうです。 阪神淡路大震災でも、東日本大震災でも、医師や消防隊、自衛隊が心に傷を負ったのも、同じ理由だそうです。 なので、外科医も救急医も、グロい場面を見た事がある、または、医者として想定しているから大丈夫なわけですが。 想定外のグロい現状、想像以上の悲惨な現状になってしまうと、処理しきれなくなって危ない、という事はよく言われていますよ。 ちなみに、重症外傷はぐちゃぐちゃかもしれませんが。 手術室は、全然、グロくないです。手術室はどこよりも清潔ですし、手術とは芸術的で美しいと、私は思っています。 外科医の自己満足かもしれませんけどね。
なるほど:6
だんだんと慣れてきます。 ただ、オン・オフの切り替えがあります。 白衣を着ていれば平気だけれど、普段着の時は全くダメ、テレビのそういう場面も見られない‥‥っていう感じです。
横から失礼。 解剖実習で吐気から迷走神経反射をおこし失神する 医学生もたまにいます・・・が、慣れますね。 ショッキングな光景はカメラ・ディスプレイを通 じてみるとこたえますが、生で見るとけっこう 耐えられるものです。
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