解決済み
経理関係者や日商簿記検定所持者にお聞きしたいです。学生時代に簿記検定2級を取得しました。 理由 ①周りの人は特技が沢山あたのに自分には無かったから。恥ずかしかったです。 ②就職氷河期を見ていて危機感があった。 でも正直資格の本に簿記2級は高校生レベルと書かれていたので意味も無いと思った事もあります。 疑問を教えてください。 ①試験会場で電卓を物凄い勢いで打っている人がいました。音も凄かった。あれは仕事場では普通なの?自分は目で見ながら打っていました。それに、確かめで2度やりました。仕事場では駄目ですか? ②ユーキャン(織田裕二がCMをやっている)が簿記2級は就職の際有利と書かれていたが嘘でしょ?実務経験ゼロの私は。 むしろ評価の対象外。 ③普段は簿記2級程度で十分なの?1級の知識は普段会社で使わないと書かれていました。2級は中小企業レベル。1級は大企業レベルだそうです。 ③税金や年金などの知識や算出方法はまったくしりません。勉強しない自分も悪いですが学校で簿記の講義を受けている時も年金や税金の話はありませんでした。簿記検定取得者は年金や税金の知識もあるのですか? ④会社によって勘定科目もまったく違うの? ⑤学校は簿記の意味も理解させるよりいかに合格させるかが重要だったのかな?問題を沢山解かせる事でパターンを理解させていたみたい。それで合格した感じです。頑丈科目の意味や決算書から何が読み取れるかは教えてもらえなかった。教えなかったです。 ⑥決算の時に残高の差異や不明なお金が発見されるのですか?不正がばれたり? 答えられるところだけでいいので教えてください。
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疑問1 仕事場ではあんなに電卓を打ちまくるほど使いません。私は日商簿記1級保有で今は経理の責任者をしていますが 電卓はものすごく遅いです。見ながら打ちます。見ないでも打てるけどその場合は不安なので2回打ちます。 それに右手で打ちます。右手で電卓を打って結果が出たら右手にペンを持って答を写すのでさらに他の人より遅いです。 そんな私でも合格した1級の試験では試験中の途中退場可能と言われた瞬間に完成した答案を提出して 帰りましたから、電卓のスピードは簿記の試験には関係ないと思います。 音については、会社ではキーボードの方が大きな音が出るので電卓の音がうるさいことはまったくありません。 それに会社は電話や会話で常に騒音があり、電卓やキーボードの音が迷惑をかけることはたぶんありません。 疑問2 経理で正社員をやるという前提であれば、日商簿記2級は有利ではありません。持ってて当たり前です。 みんな持ってるので採用に当たって今更取得の有無は重視されません。 それを前提にどれだけ実務経験があるかが問われるのです。 ただし派遣やパートの仕事の場合は別です。日商2級を持っていないで求人に応募する人も結構いるので。 疑問3 十分です。1級は連結やキャッシュフローなど、大企業であったり、経理の責任者が扱うようなレベルの内容です。 でも1級を取ったとしても経理のプロとは言えません。大企業で扱うような内容であっても、ほんのさわりしかやりません。 もっと上のレベルの税理士試験簿記論や会計士試験簿記を学ぶための基礎といった感じで、実際日商1級は 税理士や会計士受験の登竜門的位置づけと見る人が多いです。(税理士の受験資格の1つですし) 疑問3-2 ありません。簿記検定を深く勉強した人でも税務や労務や社会保険の知識はほとんど持っていません。 経理が実務経験重視とされるのはその辺の事情もあります。仕事をしたことがある人でないと知らないようなことが 経理には多いですから。 疑問4 違います。 たとえば売掛金にしても、クレジットカード売上がいくらあるか特別に把握しておきたいという会社やお店なら 「売掛金」の他に「クレジット売掛金」といった科目を自主的に設定して使っています。 財務諸表を作るときには両社をまとめて「売掛金」として表示します。 他の方が書かれている「製品」と「商品」の違いは、自社製造かどうか。建設業というより製造業ですね。 疑問5 簿記検定の講座でそこまでを教えるところはおそらくありません。決算書の読み方は財務分析とかファンドメンタル分析と呼ばれる分野で、 簿記検定の勉強には直接必要ありませんし、簡単に説明できる話でもありませんので。 簿記の講座で教わるとしてもせいぜい講師が余談として話す程度かと思います。 疑問6 学問と実務の大きな違いとして、「実務では毎月決算を行う」というのがあります。 月次決算と言い、本決算ほどしっかりやるわけではなくて、毎月の営業損益を出すために現預金を合わせて売上と費用を 仕訳していって「先月はいくら儲かったのか」を知る簡易決算です。 なので決算の時にしか不正がばれない会社はダメな会社です。お店の売上の現金が紛失したとかいうのはよくありがちで 重要な事項ですから、まともな会社なら毎日チェックされるものです。 経理が扱う現金も、一度紛失したりして残高が合わないと後から突き止めるのは大変ですから、預金の入出金は処理を ためておいて後で何日分もまとめて仕訳するようなところでも、現金だけは毎日金庫をあけて残高をチェックして仕訳処理を 入れたりします。 ○に数字の記号は機種依存文字で文字化けするので避けました。
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①最初はびっくりするけど、毎日電卓を使っていれば、見なくても打てるようになります。ベテランになれば1度電卓を打っただけで正確に打てたかどうかが感触で解かるようですが、普通は2度打ちして確認します。 ②経理の仕事をするには、簿記2級程度で良いと思います。中小企業では1級の原価計算はそんなに必要ではないし、必要となれば自分で勉強したら済むことだと思います。 ③会計事務所に勤務していたり、小さな会社でほとんどの総務事務をしなければならない人は、社会保険の手続や税金について知っています。でも、一般の会社勤めしている人は、そんなに難しいものではないので、税務署や社会保険庁で配布されるパンフレット程度の知識で間に合うと思います。税務的なことは会計事務所の担当の人が最終チェックしてくれると思うし。 ④勘定科目はほぼ同じですが、会社にとって使いやすいように変えている場合も有ります。 ⑤必要になれば、そういう本が山ほど本屋さんに並んでいるので、自分で勉強すれば済む事です。 ⑥お金の流れを追っていけば、不明なお金や不正は解かります。1円の残高の差が実は100万円単位の複数のミスの結果から発生している場合もあるので、貸借の差は必ず原因を究明します。
日商簿記2級所持&経理事務のものです。 ①人によっては速いスピードで電卓を叩く人も居ます。経理の仕事では正確さと共に迅速さも求められますので2回計算することはいいですが、ゆっくり電卓を打っていると迅速さからは外れますので。 ②嘘ではありません。経理関係の仕事を希望していれば多少は有利になります。実務経験が無い場合は問題外の可能性があります。ただし実務経験が無くても資格取得後1年以内とかであれば評価はされますが、取得から5年も10年も経っていて実務経験が無い場合は無理でしょうね。 ③3級程度で十分です。1級の知識は税理士などの国家資格を目指す人、もしくは大企業で監査などの仕事をしている人に必要な知識です。年金の知識は経理関係者ではなく総務や社会保険労務士の先生に必要な知識ですので知らなくても大丈夫ですが、税金の知識はある程度無いと・・・。 ④はい違います。まず業界によって違います。建設業界と小売業界では違うというように。ただし全部の科目が違うのではなく1部の科目が違うだけです。建設業界では「製品」と呼ばれているものが小売業界では「商品」と呼ばれているなどのように。 ⑤勘定科目の意味は教えてくれます。要は本人が勘定科目の意味を理解しようとしたかしなかったかによって違ってくると思います。 ⑥入力を間違っていれば残高の差異は出ます。毎日きちんと前日のお金の動きを入力していなければ不明なお金も出てくるでしょう。毎日きちんと帳簿を記入し、手元の現金の額と残高を合わせて、それをきちんと入力し、帳簿の残高と合わせていれば不明なお金というのは出てきません。それと普通会社のお金の出し入れは経理担当者の許可が無ければ出来ないので。会社によっては会長や社長が銀行印を管理していますので勝手に会社の口座からお金を引き出すことは出来ませんし、会社の口座の場合はカードも作りません。
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