解決済み
販売士2級のどうしても問けない問題があります。ご存知の方いらっしゃいましたら解き方、答えを教しえて下さい。よろしくお願いします。 問題 次の文章は、損益分岐点分析を利用した販売計画の立安について述べている。文中の( )に回答を入れて下さい。万円未満を切リ捨てとする。 限界利益率が40%、固定費が3000万円であった。損益分岐点における変動費は(ア)万円であり、損益分岐点売上高(イ)万円である。このとき目標営業利益が2500万円であれば、目標売上高は(ウ)万円である。そこで、変動費10%上昇した場合の損益分岐点売上高は(エ)万円である。さらに、変動費だけでなく固定費も10%上昇したときに、目標営業利益率を20%達成するための売上高は(オ)万円である。
1,199閲覧
売上高をAとします。 限界利益率 = (売上高-変動費)/売上高 です。これは定義です。 ということは、 0.4 = (A - 変動費 ) / A 0.4A = A - 変動費 変動費 = 0.6A 営業利益= 売上高-変動費-固定費 の関係があります(この式は非常に重要なので覚えておいて損は無いです)。で、損益分岐点なので、利益 = 0となるAを求めればよいです。 0 = A - 0.6A - 3000 0.4A = 3000 A = 7500 変動費 = 0.6 x 7500 = 4500 ちなみに、このときの売上高に占める変動費は 60%です(4500/7500 = 0.6)。 で、売上高に比例して、変動費も増えますので、この割合は変わりません。このことを念頭に・・・ >営業利益が2500万円であれば、目標売上高は(ウ)万円である これも、売上高をBとします。 営業利益= 売上高-変動費-固定費 なので、 2500 = B - 変動費 - 3000 売上高に対する変動費のしめる割合が、60%なので、変動費は0.6Bであらわせます。(最初の問題のときに0.6Aとしましたが、それと一緒です。すなわち、変動費の割合は、 1から限界利益率を引けばいい、ということになりますね) 2500 = B - 0.6B - 3000 0.4B = 5500 B = 13750 >そこで、変動費10%上昇した場合の損益分岐点売上高は(エ)万円である。 変動費が10%増加する、ということは変動費の割合は0.66(0.6に0.6の10%を加えます)になる、ということです。売上高100円でしたら、変動費が60円から66円にふえる、と理解すればよいです。もちろん、変動費が増えた分、利益は減ります。 この損益分岐点の売上高をCとしますと、 0 = C - 0.66C - 3000 0.34C = 3000 C= 8823.53 C = 8823 >さらに、変動費だけでなく固定費も10%上昇したときに、目標営業利益率を20%達成するための売上高は(オ)万円である。 売上高をDとします。 このときの営業利益は、営業利益率20%すなわち、売上高の20%が営業利益、ということなので、0.2Dとなります。 今度は固定費が3000から10%すなわち、3300に上昇しました。あと、変動費の割合も0.66のままですね。ということで、 0.2D = D - 0.66D - 3300 0.14D = 3300 D = 23571.4 D=23571 公式を使うと、もっと簡単に損益分岐点の売上高は、結局は固定費/限界利益率 = 3000/0.4 = 7500 のようにもとめられます。
< 質問に関する求人 >
営業(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る