解決済み
心理学に興味のある高1です。 私は将来、臨床心理士か公務員の心理職など、心理系の職に就きたいと思っています。 しかし、臨床心理士になるためには大学院まで進む必要があり、きちんとした病院等に就職できる保障もありません。 また、公務員の心理職も倍率がとても高く、なれるかどうか分かりません。 そして、心理のことを調べるうちに見つけたのが、心理士の国家資格化です。現状は厳しいようですが本当に資格化されるのでしょうか? またそれはいつ頃になるでしょうか? 資格化されたとしてどこのような仕事をすることになるのでしょうか? 長々とすみません。 どうしても知りたいことなのですが、インターネットでもあまり詳しく出てこないので…… 分かる方は回答お願いします。
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正式に決まるまで全体の内容は分からないので思われますが多いです。 現在国家資格化しようとしているのは公認心理師と言います。心理業界では10年前から国家資格化すると言われていながらまだ国家資格化に至っていないという経緯があります。今回は本格的に動いているようですが、法案が成立するまで何があるかわかりません。今までに郵政選挙や自民民主の与党交代などもあり、法案が流れたようです。内部対立もあるようです。今国会で法案成立まで行きたいようなので、来年までには何らかの反応があると思われます。 成立すると、臨床心理士を持っている人も再度受験することになるので、成立後2.3年は多数の人が受験すると思われます。 基本的に医療現場での国家資格のようなので(教育や福祉に医師の判断のもとという条件が及ばないよう調整中)、医療系の他の国家資格のように4年制大学卒業時に受験資格があり、病床数に応じて人員を配置する形になると思われます。 現在心理職は仕事が診療報酬に含まれないことが多く、メンタルヘルス的な要素が強かったのですが(余裕がなければ置かない)、病床数により配置が義務づけられると、求人は増えると思います。 と言っても、不安定な仕事であることには変わりありません。常に少数派なので、他職種(医師、教師など)に自分から関わっていくことが重要です。
臨床心理士に代わる国家資格「公認心理師」法案は、現在国会で審議中で、早ければ秋の臨時国会で成立する見込みです。成立したら、2年以内に施行ですから、早ければ、2016年中に最初の国家試験が実施されることになりますね。 現在審議されている法案は、ネットで探せば、見つかります。 http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/186/pdf/t051860431860.pdf 法案を見れば分かるとおり、公認心理師の仕事は、基本的に臨床心理士の仕事と同じです。従って、臨床心理士の大半は公認心理師資格を取るでしょうし、大学院に在学中の人も取るでしょう(現任者と大学院在学生は経過措置で受験できます)。 法案では、公認心理師の試験は、①四年制大学+大学院修士課程で所定の科目を修めて卒業するか、②四年制大学で所定の科目を修めて卒業し、数年の実務経験を経るかするかして受験することができることになっていますが、国民が今の臨床心理士より質が下がってもいい、と言うとは思えないので、国家試験の難易度は今の臨床心理士試験と変わらないだろうし、四年制大学卒でなれるコースがあるからといって、なりやすくなるとは思いません。 心理職として、国家資格化に期待しているのは、①行政サイドで国民のメンタルヘルスのために今より積極的に心理職を活用するようになる、②財政的裏づけがないため心理職の採用を控えているところで、必要なだけの心理職を採用できるようになる、ということです。そこで公認心理師がきちんと結果を出せば、時間はかかると思いますが、少しずつ仕事は増えると思っています。 いずれにしても、専門職というのは、なりたい人がなるものではなく、なりたい+その仕事にふさわしい能力を備えた人がなるものでは? それは、民間資格であっても、国家資格であっても変わらないと、私は思います。
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