簿記には「日商」と「全商」があるそうですが、何の事でしょうか？ １級とか２級とかも、わかりません。具体的にどのようなもの…

Question

簿記には「日商」と「全商」があるそうですが、何の事でしょうか？ １級とか２級とかも、わかりません。具体的にどのようなものかどなたか教えてください。 よろしくお願いします。

補足

僕の友人が「簿記」自体何の事かわからないと言っているので、簡単に説明していただけないでしょうか。

Answer 1

【追記】
簿記は「帳簿記入」の真ん中2文字の略語と言われています。
（bookkeepingの音訳とも言われています。）
イメージとしては家計簿やお小遣い帳の発展形みたいな感じで考えておけばいいと思います。
少し難しく言えば企業の活動を記録するための技術です。
（家計簿やお小遣い帳よりはだいぶ複雑ですけどね。）

企業の財産や借金がいくらあるのかとか、売上や利益ががいくらあるのかとかそういったことを数値化して把握、管理できるようにするのが簿記の目的です。

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検定試験の名称（通称）から大きく分けると

日商簿記
全経簿記
全商簿記

の3つがあります。

◆日商簿記
日商簿記は日本商工会議所及び各地商工会議所が主催している簿記検定試験になります。
簿記の検定試験の中でも一番知名度が高く受検者も多いのはこの日商簿記になります。
単に「簿記検定」という場合はこちらの検定を指すことが多いです。
ですから受検するとすればやはり日商簿記のほうがいいでしょう。
大きく分けて1級、2級、3級、4級の4つの級で構成されていますが4級の試験については実施していない商工会議所もあり、受験者数もその他の級に比べるとかなり少ないので実質的には1級から3級の3つで考えていただければいいと思います。
1級取得者には税理士試験の受験資格が与えられます。

学習に関しては基本である3級から始めたほうがいいでしょう。

◆全経簿記
全国経理教育協会が主催している簿記能力検定試験です。
上級、1級、2級、3級、4級の5つの級から構成されています。
上級取得者には税理士試験の受験資格が与えられます。

◆全商簿記
全国商業高等学校協会が主催している簿記実務検定試験です。
こちらは名称からもわかるように基本的に商業高校に通う学生を対象にした試験です。
ですからそういった学生以外の方が受検するケースは少ないでしょう。
1級、2級、3級の3つの級から構成されています。

全体の難易度としては日商簿記が一番高く、次いで全経簿記、全商簿記といったような感じだと思います。

Answer 2

組織内の金銭の流れを、お金を出している関係者に、説明するためのものです。

損益に対して
お金の、権利を説明できます。

また、将来、どのように損益をだすのかを予測し、今後の見通しをつけ、方針や計画を固めます。

日商、全経、日ビ、全商
の4つが代表的です。

それぞれ、範囲が異なります。

大学上級者程度及び実務者程度
15.日商 簿記検定1級
一般的に大卒程度とみなされる。

大学中級者程度及び実務者程度
9.全経 簿記能力検定上級
一般的に大卒程度とみなされる。

高校上級者,大学初級者程度
3.日商 簿記検定2級
3.全経 簿記能力検定1級
一般的に専門、短大卒程度とみなされる。

高校中上級者程度
2.全経 簿記能力検定2級
2.全商 簿記実務検定1級
一般的に高卒程度とみなされる。

高校中級者程度
1.全商 簿記実務検定2級
1.日商 簿記検定3級

高校初級者程度
0.全経 簿記能力検定3級
0.全商 簿記実務検定3級

数字は、難度です。

全て併願ができます。
かなり、ステップアップしやすい、分野です。

受験者、贔屓者が多いので難しめに評判が立ちますが、過大評価だと思います。

Answer 3

日商とは日本商工会議所、
全商とは全国商業高校協会の略です。
あと、全経というのもあります。全国経理教育協会の略です。
要は主催者の違いです。
最もポピュラーなのは日商です。
レベルでいうと日商１級と全経上級、日商２級と全経１級が同じくらいのレベルです。
全商は高校生用の資格なので日商、全経と比べると劣ります。