解決済み
先の回答者さんも書かれていらっしゃいますが、公立図書館のスタッフの多くは正規職ではありません。 自治体直営の図書館で、正規職の場合、採用・配属方法が自治体によって異なります。 まず、司書職を採用している場合、採用試験は概ね短大卒~20代後半までの年齢制限があります。(ごく一部の自治体で30代以降も募集しています。)当然、司書資格が必要です。学校司書を含めた一括採用している自治体は倍率が低めで十数倍程度、そうでなければ数十倍~百倍程度です。専門試験もあるので、図書館学や図書館情報学の勉強も必要です。 司書職を採用していない自治体の場合、一般行政職採用で採用された職員から人事異動により配属になります。地方上級の上限も20代後半ですが、最近は全国的に上昇傾向があり30代で受けられるところも増えています。ただ、配属になるかどうかは運次第です。 国会図書館の場合、独自で採用試験を行っています。資格は不要です。試験の難易度は高いですが、合格さえすれば図書館で働けます。まぁ、受付になるかどうかはわかりませんが。詳しくは、国会図書館HPを参照ください。 以下は、非正規の場合です。 地方自治体の直営の図書館であれば、嘱託職員や臨時職員などの特別職の公務員が働いています。単年度契約が多く、昇給やボーナスも無いところが多いです。司書資格を求める図書館も少なくありません。採用試験は、面接のところが多いように思います。(一部、筆記や実技を行う図書館の話も聞きます。)多くの場合、年齢制限はありません。 公立図書館であっても、民間企業に委託・指定管理の図書館で働くのは民間企業やNPO法人のスタッフです。受託先によって資格や試験は千差万別です。図書館系の大手企業だと司書資格を前提として登録制を採っているところもあります。(企業によっては、まれに正規社員になれたりすることも。)シルバー○材センターのように一定年齢以上であればOKというようなところもあります。
図書館にいる方は現在ほとんど公務員ではありません。公立図書館の運営を民間業者に丸投げしているため、その業者に雇われた臨時職員ばかりです。一年毎の更新で最長3年ですね。時給は800円くらいです。図書館の受付に正規採用の公務員を配置するような余裕はどこの自治体にもありません。 図書館で専門職として働くには図書館司書という区分で職員採用試験に合格・採用されなければなりません。必要なものは司書資格です。 しかし司書資格を取得しても採用は公立学校を中心に退職者補充が主で大体全国で年に100人ほどです。ただし身分は公務員ですから安定はしています。神奈川県の例です http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f4729/p13046.html 今年は久しぶりに採用試験がありますが、数年前の採用試験の倍率は85倍でした。今年も1-2名でしょう。さて勝ち抜く自信がありますか?
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