tig溶接初心者です。 中国製の交直切り替え付き200アンペアtig溶接機を使用しています。 一応切り替えがあり安物…

Question

tig溶接初心者です。
中国製の交直切り替え付き200アンペアtig溶接機を使用しています。
一応切り替えがあり安物ながら重宝しているのですが、使用中にタングステンの消耗がやたら早いようで手間取ってしまいます。研いでもすぐに丸くなってしまいます。調整はガスプリフロー、アフターフロー、ダウンスロープ、パルス、アンペアのみです。
上級機がどんな物なのか知りませんので何が原因か、それともこんなものなのか良くわかりません。先輩方宜しくご教授願います。

補足

回答ありがとうございます。
どのくらいの消耗の速さかと問われると表現が難しいですが、交直共にすぐに丸くなるとしか言えません。
タングステンは色々使ってセリタン2.4mmに落ち着きました。
ガス流量ok,トーチ側がマイナスで逆接は不可です。
常に研いでいないとアークが集中せず使いずらいです。
上級機なら多少電極が丸くても影響は少ないでしょうか？
Tigの特性として仕方がない事なのですかね？

Answer 1

どのぐらい消耗が早いのかわかりません・・・。
※電極が1.6φでしたら100Aぐらいですぐに丸くなります。
※交流溶接（アルミ）でしたら消耗が早いです。
（でも電極が丸くなったまま使用するものです）
※純タングステン（緑色の識別マーク）はツルンと丸くなります。

常識的な考え方をすれば上記になりますが、200A機でしたら電極は2.4φが組み込まれているでしょうね、そして付属電極はトリタン（識別マークは赤）だと思います。
もしもその後国内で電極を購入されておればセリタン（識別マークは灰色）でしょう。

そうなると「交流溶接は消耗が早くて当然です」とお答えすることになります。
とは言えども念のため次のことだけご確認ください。
１．電極は2.4φですか？
２．電極はセリタンですか？
（トリタンは交流で割れるし純タンは交流で丸くなります）
３．アルゴンガスは７～８リッター流れていますか？
４．交流でアルミの溶接ですか（交流なら丸くなって当然です）
５．トーチをマイナス側につないでいませんか？
（プラスにつないで直流溶接したら電極はすぐに駄目になります）

上記が問題無いようでしたら使用条件を補足していただくとありがたいのですが・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
電流値、被溶接物が書かれていないのですが、直流でも交流でも丸くなるとのことですか。
１００Aの直流でステンレスにアークを飛ばしたとすると、２～３回アークを出せば針のように尖らせた電極がボールペンの先っぽのようにはなります。
でも１０Aや２０Aの低電流でなければアークの集中性に変化はなく「常に研いでいないとアークが集中せず使いずらい」ということにはなりません、電極はピンピンに尖らせず先端をカットすることが多いほどです。
そうなるとどこかに不具合があってシールドガスが空気を吸い込んでいるか溶接機の故障です。
ガスのつなぎ目をもう一度締めなおしてみてください。
溶接機の出力を最低まで下げてアークを出してみてください、アークがプルプルプルと頼りないアークになるようでしたら故障が考えられます。
でも二次電流を測定してチェックしないと故障と断定はできません、もしかしたら「そんなもの」である可能性がありますから。

Answer 2

パナと日立の３００Ａ級ＴＩＧを趣味で使っています。
中国製のＴＩＧは使ったことありませんが・・・

母材に電極を近づけ過ぎていて、溶融池に突っ込んでしまっているとか。
加溶棒と接触してしまった。とかありませんか？

電極の研磨角度は合っていますか？
セリタンはピンピンに尖らせると、アークが広がるので母材に必要以上に近づけてしまいがちです。
鈍角気味(４５度位)が良いと思いますがいかがでしょうか？

研磨方向は合っていますか？
棒に対して水平方向に研磨してください。(鉛筆をナイフで削るように)
垂直方向に棒を回しながらグラインダ等で研磨するとアークが安定しません。

まさかとは思いますが・・・
ガスは溶接用アルゴンですよね？
変な混ぜ物入りガスじゃダメです

質問を見た限りでざっと思いつくのはこれ位です・・・。

機械について
国産機でも最新デジタル機でなければ、調整はそれ位しかありません。
古めでもちょっと良い機械はＭＩＸＴＩＧなるものが付いてたりします。
(交流溶接に直流を混ぜて、溶け込みを稼ぐ)とカタログに書いてありましたがホントかどうか？？？です
質問者様の機械も趣味などでご利用でしたら十分だと思いますよ。