公務員試験の採用候補者名簿について 公務員試験をパスすれば採用者候補者名簿に記載され、記載の期間が確か2年か3年だった気…

Question

公務員試験の採用候補者名簿について 公務員試験をパスすれば採用者候補者名簿に記載され、記載の期間が確か2年か3年だった気がします。仮に候補者名簿に名前が記載される期間が2年であった場合、大学で留年した場合でも採用の時期をずらすことはできるのですか？

Answer 1

3年有効なのは国家総合職と一般職ですが、一年目に採用されない場合はもうダメだと思ってください。昨年の国家総合職の合格者は1,400人。採用者は500人に足りないのですから。

じゃあなぜこんな制度があるのかというと、大学3年で合格するような猛烈な秀才がいるわけです。で、こいつがどうしても欲しいとなると各省庁はアタックをかけまして秀才も入省に同意し採用してしまう場合もあります。

この場合この秀才は大学を3年で中退して入省します。外務省などによくある話です。各国大使の学歴を見ると東大中退となっているのが多いのはこういう事情です。皇太子妃の雅子さんも東大在学中に当時の「外交官試験」に3年で合格して外務省に入省しました。もちろん東大は中退です。

が、大学は卒業したい、あるいは大学院に行きたいという秀才もいます。しかしどうしてもこの学生が欲しいという場合。ツバつけておいて卒業後、大学院修了後に採用するために、有効期限3年というのがもうけてあるんです。

東大生以外の学生には全く縁がない仕組みです。当然留年するようなオバカさんには関係ありません。