解決済み
もと官僚です。 戦前、中央省庁でいちばん力を持っていたのは内務省でした。そのなかでも警保局(現警察庁) はかなりの権力をもち、国民生活と政治家に強大な影響力を与えました。 そのため官僚志望の学生はまずは内務省、特に警保局を志望するのが常でした。 のちの中曽根総理も警保局出身になります。いまだ貧しい国家であった日本には、情報を握り権力ふるえる警察官僚は人気があったこと、軍と警察は国家の命運握る重要な官僚機構であり最高学府東京帝大出身者が行くに値する省庁と見られていました。 戦後は内務省への権力集中が戦争へと走らせたという反省から内務省が解体、予算を握る大蔵省が人気になり、警察の人気は一時的に下がります。しかし、権力の象徴である警察はやはり国家機構の根幹でありしだいに東大中心に人気になります。 いまや東大法学部中心に8割以上が東大出身になります。 財務省、警察庁、防衛省など国家の命運握る重要な省庁には東大支配が進んでいます。東大出身少ないところには他の省庁から東大出身を送り込んで支配します。 フランスやイギリスにもありますが、国家官僚機構にはよくある学閥支配になります。財務省は経済が分からないと役に立たない専門的な知識がいりますが、警察は法律知識あれば問題ないため法学部生が志望します。 こういう理由から東大法学部が多くなります。 参考になれば幸いです。
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