産婦人科医と、助産師と、産婦人科で働く看護師の仕事の違いを教えてください。

Question

産婦人科医と、助産師と、産婦人科で働く看護師の仕事の違いを教えてください。

Answer 1

【産婦人科医】
「婦人科」に関しては、通院・入院患者に対する診察・診療を主とします。

主に婦人科系疾患の診断と治療とが役割で、患者の来院目的が「妊娠」であって、それが判明した瞬間から「産科医」に変身して、患者から通院者にやはり変身した相手への世話をすることになります。妊娠は病気ではないですので。

【看護師】
医師の補助業務者として、あれやこれやの指示を聞き入れては対応していきます。「婦人科」の通院患者に対しては、内診という独特の診断方式がありますので、通院者の精神的サポートなども役割だったりします。

その他の主な仕事は、血圧測定、採血や注射・点滴、検査機器類の操作などで、妊娠判定システムの説明なども役割だったりします。

入院患者に対する病棟看護師の場合、婦人科とそれ以外では大きな違いはないと思っていい代わり、注意を払うとすればやはりメンタルサポートの面でしょうか。婦人科系での入院では、患者の動揺が独特だったりしますので。

「産科」の看護師は新生児に対するケアの割合が高く、「婦人科」とは全く別領域の部門とのイメージが必要です。母親の経過が順調でさえあれば、母は放っておいて新生児にかかりきりなのが産科の看護師です。

【助産師】
助産師の役割は出産時の医師の補助、また自らが出産をサポートすることがすべてです。ただし、助産師の免許のある人は看護師の免許も持っている前提ですから、出産対応以外では普通の看護師の業務をやることで仕事は絶え間なくあるわけです…