工事担当者試験の内容に関して，いくつか質問があります． 分かる範囲で結構ですので，以下の項目について教えていただけない…

Question

工事担当者試験の内容に関して，いくつか質問があります．
分かる範囲で結構ですので，以下の項目について教えていただけないでしょうか．(電気通信設備の技術基準と技術的条件)
・当該電気通信回線設備に接続する電気通信事業者又は当該電気通信事業者とその電気通信設備を接続する他の電気通信事業者であって総務省令で定めるものが～
(質問)これは，結局誰と誰を指しているのかが分かりません．具体例を出してもらえますでしょうか．

(重要通信の確保)
・天災，事変に際し，災害状況の報道を内容とするものは優先的に取り扱わなければならない．
(質問)つまり，台風の日に態々危ない所に立って「かぜがーつよいーですー」という報道は，法規的には重要通信となるのでしょうか．

(端末機器技術基準適合認定)
・登録認定機関による技術基準適合認定を受けた端末機器であって電気通信事業法の規定により表示が付されているものが，総務省令で定める技術基準に適合していない場合において、～
(質問)総務省令と登録機関による技術基準適合認定が食い違うということは，あり得るのでしょうか．

(同一の支持物に仮設する架空電線)
・～ただし，その架空強電流電線が低圧であって，高圧強電流絶縁電線又は特別高圧強電流絶縁電線若しくは強電流ケーブルである場合を除く．
(質問)結局，「低圧」なのか「高圧」なのかが分かりません．低圧or高圧or特別高圧or強電流ということでしょうか．

(屋内電線と屋内強電流電線ｔの交差または接近について)
・屋内電線は屋内強電流電線との離隔距離は離隔距離を30cm以上としなければ原則として設置できないが，次の場合はこの限りではない．
①屋内強電流電線が低圧の場合 → 離隔距離は原則10cm以上
②屋内強電流電線が高圧の場合 → 離隔距離は原則15cm以上
(質問)最初の前提となる30cm制限と①，②が矛盾すると思うのですが，何故なのでしょうか．

(自動再発信)
(質問)この自動確認が一体どのようなものなのか，説明文からはさっぱり分かりません．加えて，“なお，火災，盗難そのほかの非常事態の場合はこの規定はてきようしない”とありますが，その伝えたい内容のというのは誰がどのように判断するのでしょうか．

(アナログ電話端末)
・アナログ電話端末は，電気通信回線に対して直流の電圧を加えるものであってはならない．
(質問)直流回路があるのに，直流電圧をかけては駄目というのはどういうことでしょうか．

Answer 1

災害時の優先について：主に災害時の、警察、消防、行政機関の通話が対象になるかと思われます。

支持物の架設について：流れている電流が低圧であって、その配線に使われている電線の種類が「高圧強電流絶縁電線」「特高強電流絶縁電線」若しくは「強電流ケーブル」だということ。

自動再発信について：すでに回答ありますが、セコム等の自動通報装置の発信の場合。

直流を加えてはならない：交換機から端末に作動電源が供給されています。
端末側から信号回線に向けて、別の直流電圧を加えてはならないという感じです。

Answer 2

どこから抜いてきた文章かは分かりませんが、文の一部だけで回答すると
間違いが多くなりますので、そうでは無さそうな事に私としての回答をつけます。

（１） 電気通信事業者又は当該電気通信事業者とその電気通信設備を接続する他の電気通信事業者
ＮＴＴやＣＡＴＶ、プロバイダーなど

（２） 「かぜがーつよいーですー」
災害が発生していませんので、「災害状況の報道を内容」に該当しません

（３） 火災，盗難そのほかの非常事態の場合
これは機械による自動発信の場合でしょう。機器が火災警報などで感知できます。

（４） 直流の電圧を加えるものであってはならない
つまり交流だけ。信号だけという意味です。