今、印刷業会で胆管癌がありますが どのような溶剤があぶないのでしょうか?

Question

今、印刷業会で胆管癌がありますが
どのような溶剤があぶないのでしょうか?

Answer 1

印刷業界の胆管癌は、行政指導によって引き起こされたといって過言ではありません。

行政は、当時から動物実験の結果により発癌性が認められていた塩化メチレンを他の無害な溶剤に変更するよう当時から指導していました。
その結果、発癌性無し、その他の法律規制にもかからないとされた1,2-ジクロロプロパンへ溶剤転換していったのです。

発癌性のないとされた溶剤に転換したところ、従業員に高確率で胆管癌が発症する自体となりました。

既存の有機溶剤や薬品は、動物実験のデータから引用しています。
動物とヒトは種の違いから、薬品反応は当然異なります。

つまり、ヒトによるデータでない限り、本当に信頼できる薬品データなどありません。
だからこそカネボウの白斑事件（化粧品は動物実験によりデータを得ます）も起きているのです。

あなたの過去質問を読ませていただいたところ、咳に悩んでいるということですが、咳は有機溶剤ではなく、おそらく有機溶剤に混ぜる顔料によって発生していると考えられます。
黒色の顔料としてよくカーボンブラック（炭素）が用いられますが、このカーボンそのものはさほど健康に影響がないもののの超微粒子になることによって健康被害をもたらすことがあります。

たぶんこちらが原因だと思います。