公認会計士

Question

公認会計士４大監査法人にお勤めの方に、「公認会計士」についてお伺いさせていただきたいことがございます。

１．金融大手（メガ３行、野村證券、大和証券、日本生命、第一生命など）と比べて年収は高めですか？低めですか？これは独立した場合は考えずに監査法人に勤務し続けた場合のことをお伺いしたいです。また、ピークの年収についてや、年収の上がり方（例えば1000万円までは早めに上がるがそれからは頭打ち等）についてもお聞きしたいです。

２．監査法人の福利厚生はどんな内容ですか？（監査法人の福利厚生はかなり手薄と聞いたことがあります）

３．監査法人での競争・昇進とはどんなものですか？証券や保険に比べると、数字としにくい部分があり、監査法人に入った年齢が若ければ若いほど有利であるという話を聞いたことがあります。優秀な人とそうでない人の違いはなんですか？

４．監査業務におけるノルマは何ですか？当然ながら時間の期限を守るというのはあると思いますが、保険会社でいう契約を取ってくると言ったような数字を背負わされると言ったノルマはあるのですか？

５．職場によって違いはあると思いますが、職場の雰囲気はどのようなものですか？（殺伐としている・怒号が飛び交う・アットホームなど）

６．公認会計士において営業力はどの程度必要ですか？

７．公認会計士にも接待するといった事はあるのですか？また、あるとすればその対象は誰ですか？

よろしくお願い致します。

Answer 1

１．低めだと思います。ピーク年収はパートナーになった場合の年収で2,000万円～2,500万円程度と聞いたことがあります。年収のあがり方ですが、昔は一定期間で昇進して行っていたようですが、今は会計士の人数が多いので、昇進が難しくなっています。大雑把なイメージとして年収500万円を5年、700万円を5年、800万円を5年、1,000万円を5年といった感じであがっていくような気がします。

２．福利厚生は健保のポイントがメインで、毎年数万ポイントを付与され、旅行なり、健康グッズを買うなり、好きに使えるというものです。そのポイントも数年前に比べ半減しています。

３．競争･昇進は基本的に年功序列でしたが、昔に比べ昇進のスピードは落ちています。優秀かどうかは具体的な数字というよりは周りの評判による気がします。ただ、監査法人に努める会計士は営業力がない人が多いので、実際に仕事を取ってこれる人はかなり評価される気がします。

４．監査業務におけるノルマはあまり厳しくないように思います。管理職クラス（マネージャー）以上になるとどれだけの契約金額のクライアントを持っているかは見られているようですが、だからといってノルマ達成できないと降格ということもないようです。

５．いい雰囲気とは言いがたいですが、怒号が飛び交うような感じでもないです。基本的には真面目ないい人ばかりですが、仕事が忙しすぎて人間関係がギクシャクしてしまう感じです。

６．一旦クライアントと契約を結べば長期的に監査人になるため、そこまで営業力は必要になりません。ただ、今は監査法人間の競争が激化してきているので、仕事を新規で取れる人は重宝がられると思います。

７．接待は基本されるほうだと思います。