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今、高2の男子です。 将来看護師になりたいと思っています。 男性看護師の現状はどうなっているのかと思い質問しました。…

今、高2の男子です。 将来看護師になりたいと思っています。 男性看護師の現状はどうなっているのかと思い質問しました。 おおざっぱですが色々なアドバイスお願いします!

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ID非表示さん

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    質問で述べられているように「大雑把な質問」ですね。 「色々なアドバイスお願いします!」とのことなので、「男性看護師が看護を行うこと」について、できるだけ広い視点から私見を述べたいと思います。 私が10年ほど前に准看護師・看護師の免許を取り、大学(看護学科)へ行った時は、大まかに平均すると看護学生の1割弱は男性でした。大学の2つ下の学年が、男子学生が学年中1人ということがありましたが、私の学生生活の中では看護学生の約0.5~1割が男性でした。 私が准看護師・看護師免許を取る過程で働いていた診療所では、男性看護師は20人前後中数人でした。看護師免許を取って最初の個人病院の病棟では男性看護師は病棟の看護師約25人前後に対し1人でした。しかし、次の職場、大学附属病院の病棟では男性看護師は病棟の看護師全体の0.5~1割くらいいました。 最近の看護学生における男子学生の割合の状況はすみませんが、私にはわかりかねます。 私が働いていた当時の大学附属病院の病棟を見ると、さすがに産婦人科病棟に男性看護師はいませんが、他の病棟はいて、小児科病棟でも少数ですがいたようですし、集中治療室(ICU)や救命センター、手術室、精神科が多い印象でした。透析室に多くいてもよさそうでしたが、意外に1人くらいでしたね。私は病棟にスタッフ看護師として勤務していたので、管理職のように病棟の看護師の人数やその中の看護師の性別を把握する立場にはないのであくまで仕事をしながら見聞きした印象ですね。 診療所やクリニックよりも病院の病棟の方が男性は勤務しやすいと思います(精神科や透析室などを除き。内科などのクリニック・診療所では)。 病院の病棟では常に複数の看護師がチームを組んで役割分担して、看護にあたります(昼までの夜間でも)。なので、男性看護師がしにくい業務を避けて業務内容を分担するので、男性看護師が自分の役割をしっかりできれば十分看護師として仕事ができます。仮に男性看護師が行いにくい業務が発生すれば同じチームの看護師に相談し、代行してもらう。その換わりに別の仕事を引き受けるなどして、チーム内で役割分担を的確に行えばよいと思います(小規模の個人病院では病棟の看護師が夜間1人ということを以前聞いたこともありますのですべての病院がとは言いません)。 日本では、看護は女性の仕事という一般的な印象がありますが、看護を受ける男性患者からすると「女性看護師よりも男性看護師にしてほしい」ということもあり、他には体力・筋力など力を必要とする看護場面では男性看護師が力量を発揮します。このような場面では女性看護師が男性看護師に業務を依頼することもあり、男性看護師の出番と言えるでしょう。 産婦人科での勤務は男性看護師では無理がありますが、その他では看護師として活躍できると思います。そのためには、やはり准看護師ではなく、看護師資格を取ることが前提になると思います。 准看護師はどうしても診療所やクリニックでの勤務になり、内科や小児科などの医師の診察を介助する場面では、どうしても女性患者さんと男性医師・男性看護師では女性の患者さんは嫌な感じを受けやすいでしょう。なので、准看護師では就職先が精神科や透析室、老人ホーム系の老人保健・福祉施設などに限定されがちです。 看護師ならば総合病院や大学附属病院など大病院の病棟などで正職員として勤務することが可能でしょう。ただし、大学卒が有利でしょうが、専門学校卒でも不可能ではありません。 看護師は大病院の病棟で勤務するならば女性にとても男性にとってもハードであることには変わりないので、その場で質問者様が必要な努力をしていれば、十分看護師として活躍できると私は思います。 女性は妊娠・出産・育児という役割を担いますが、男性は育児を担う(イクメン)こともありますが、まだまだ女性の役割なので、男性はこれらに関連した休みを取ることが少ないとことを考えると、安定した勤務ができるとも言え、安定した労働力を確保したい病院からすると、男性の強みであると言えます。 団塊の世代(昭和22年生まれくらい)が75歳以上の後期高齢者になるまですでに10年を切っています。そして、働き盛りの世代、18歳以下の子ども世代は減少し、超少子高齢社会がやって来て、それは20~30年続くと予測されています(医学書院の週刊医学界新聞3009号、2025年の医療と介護、東京大学高齢社会総合研究機構の研究者の意見より)。なので今後は看護師の仕事の場所は、病院だけではなく、訪問看護や老人ホームなどの福祉施設での高齢者を対象とした看護にも需要が移っていくと予測可能なので、ここでも男性看護師の活躍の場はあるのではないかと私は考えています。 以上述べてきたように、男性看護師として活躍できない場所は限られており、それ以外では質問者様の努力次第で活躍できる可能性があると言えます。しかし、「日本で看護は女性の仕事という一般的な印象」があるのは事実で、女性看護師が男性看護師よりも仕事がしやすいというのは否めませんが、それを跳ね返すことができる努力を質問者様ができるか、そして、結局は実際に男性看護師として質問者様が活躍するには、看護師としてどれだけ努力ができるか、看護師として一緒に仕事をする仲間と協働し、役割分担をする努力ができるかということにつきると思います。 大事なのは、看護師として、看護の受け手である病院や診療所などの医療機関であれば患者さん、訪問看護の受け手であれば利用者さん、老人ホームなどに入っている方であれば入居者・入所者さんにより良い看護が提供できるかということであり、そこに性別は避けて通れないことなので、すべに述べたようにその場で適切な性別の看護師が対応すればいいわけで、看護師が男性であるか女性であるかに関わらず、看護の受け手に配慮するという視点を持って、それを行動に移せていれば良いのではないかと私は思います。 以上、私見ですが、参考になれば幸いです。

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