司法試験と司法書士試験の違い

Question

司法試験と司法書士試験の違い司法書士試験が受かる程勉強すれば、
司法試験の勉強はある程度楽になるのでしょうか？
司法試験の出題範囲と司法書士試験の出題範囲について
どれくらいかぶっている部分があるのか教えてくだされば嬉しいです。
よろしくお願いします。

Answer 1

司法試験
●(新)司法試験２００６年から
◆短答式試験
①公法系科目、②民事系科目、③刑事系科目
◆論文式試験
①公法系科目、②民事系科目、③刑事系科目、④選択科目（専門的な法律の分野に関する科目として法務省令で定める科目のうち受験者のあらかじめ選択する1科目）

●司法試験予備試験
◆短答式試験
①憲法、②行政法、③民法、④商法、⑤民事訴訟法、⑥刑法、⑦刑事訴訟法、
⑧一般教養科目
◆論文式試験
①憲法、②行政法、③民法、④商法、⑤民事訴訟法、⑥刑法、⑦刑事訴訟法、
⑧一般教養科目、⑨法律実務基礎科目
◆口述試験
法律実務基礎科目についての法的な推論・分析・構成に基づいて弁論をする能力

司法書士
●一次試験
民法、商法、刑法、憲法（マークシート）
●二次試験
不動産登記法、商業（法人）登記法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、
供託法から択一式・35問
不動産登記法、商業登記法～書式（登記申請書の作成）・計2問
●口述試験
一次・二次試験科目と司法書士業務の一般常識

簡単に言えば司法試験は
法廷活動などを行い
司法書士は
不動産登記、商業法人登記・裁判用の書類作成・簡裁訴訟代理業務を行います