漫画家のアシスタントをしようと思うのですが、月に１０万はいくものでしょうか？

Question

漫画家のアシスタントをしようと思うのですが、月に１０万はいくものでしょうか？３月に前までやっていた仕事をやめて、今後は夢だった漫画家へもう一度踏み出してアシスタントから業界を経験してみようと考えています。

ですがやはり月に１０万ほどは稼げないと生計がたてられないし、いきなりそれほどの額をもらえる保証もないです。
他の質問を見てもこういう仕事は出来次第、ピンきりと言いますがそんな曖昧なことでは今後の生活の不安が解決されません。
なお、アナログは範囲外なので、デジタルのみでと考えています。

何かしらの副業をしながらやっていけないかなと考えてもいますが、その場合だとどのような業種が副業に向いているでしょうか。
もちろんアシスタントのみで生計を立て、次第に作品を書いて持ち込み、、、というのが理想ですが。
アシだけで１０万ほどちゃんと稼げるのか、もし難しいならどのような職種をしながら、どんな仕事が副業に向いているのか、
良ければご享受ください、経験談等もぜひお聞きしたいです。 お願いします。

Answer 1

過去やってたアシで、比較的レギュラーに近い日数があったもの。

1日8時間、月14日前後通い、時給1200円（月約10万前後）
仕事内容：アナログにて背景、仕上げ

1日15時間、週1で日当8000円（月２～３万）
仕事内容；アナログにて背景、仕上げ

1日15時間、月2～3日泊まりｘ１～２回で日当１万（月2～5万）
仕事内容：フルデジタルにて背景、モブ、仕上げ

月14日のトコにレギュラーで入ってた時は、
仕事に疲弊して自分のを描く気力わかず。
今はそこを辞めて、時々ヘルプでアシをやりつつ、商業誌に読み切り載ったり、
同人誌描いたりのらりくらり。副業でショップのブログ書いたりしてる。

アシだけで月10万稼ぐのは正直しんどい。
さらに自分の漫画も描こうとなると、相当なハングリー精神が要る。
で、そういう人は仕事しながらでも漫画描いてると思われ。

生活不安を払拭＝長期間拘束で、漫画描くのは無理では？と思う。
極力他の仕事しないで苦しい生活を続けながら描くか、
ある程度貯金してから主収入業を辞めるとか。

漫画描く技術があるなら、流行りものをマーケティングして二次創作エロ同人誌描いて、
委託書店におろせば、それなりに稼げるよ。
大儲けするにはエロ漫画力がいるけど、アシ＋αで月10万程度でいいなら行けるかと。
デジタルで描いて画材代もかからず、印刷費もかけずにそのまま電子書籍として委託することもできるし。

ちなみに、アナログ作業ならゴムかけから枠線引きなど絵を描くスキル関係なく仕事は多い（給料は安い）が、
デジタルになると、仕上げ作業が作家一人でできるケースが多く、ゼロから背景描けるくらいのスキルは前提条件になるよ。

Answer 2

ご存知かも知れませんが、アシスタントについては
こちらのサイトが参考になるかと。
http://www2.plala.or.jp/JAC/

現実の募集案内をご覧頂ければ分かりますが
デジタルアシスタントは「コミックスタジオ」「Photoshop」等
先生が使うソフトを使いこなせる事
そして、ある程度の報酬を望むなら
「背景作画」まで出来ないと厳しいですが…大丈夫ですかね？

スキルがないと、給与以前に雇ってもらえないので
もし会社おやめになるなら、
まずはアシスタントで雇われて、引き続き雇用してもらえそうだ
となってから（実際に向き不向きを確認されてから）の方が
良いと思います。

また、会社と違って雇用保険もないですし
健康保険や年金も自腹ですから、
少ない賃金の中から、月々最低でも２〜３万は
社会保険料を払う事になりますけど、大丈夫ですかね…？

そもそも、
漫画家自体に保証がない（保険、経費、全て自腹）ですし
ごく一部の人気作家さん以外は
仕事がいつまで続くかすら分からないものですんで…

凄い人気作家さんや、ベテラン作家さんの所なら
社員同様の体制で働けたり、中には超高給なアシさんも居ますけど
そういうのはそこら辺の漫画家よりも背景作画スキルは高い
っていう特殊技能持ちのアシスタントさんです。
人気作家さんの所に行ける事自体、高倍率ですし（運もあるけど）

生活出来ないと困るって方は、悪い事言わないので
そのまま会社員しながら、漫画を描いて投稿されると良いですよ。

自分は会社員しながら持ち込み続けて、プロになってますし。
アシ経験（月刊誌、背景作画、月８日位（１日１４時間勤務）
月収入８万くらい）も有りますが、
貯金もあって、デビューも決まってて、という状況でアシへ、です。

少しアルバイトしながらアシと掛け持ちで…と言う方も
多いは多いですけど、大体、親御さんの元で暮らしてる
（経済的に厳しくても何とかなる）とか
一人暮らしだと、アルバイトも多めで、アシも掛け持ちしてとか
そんな感じの人が多いです。
稼ぐ方に主眼置くなら、あまり作品描いてる時間取れないです。

アシスタント一本で生計を立てるなら
月刊誌の先生を何カ所か掛け持ちするか（キツいです）、
週刊連載の先生の所で、レギュラーアシになるしかないです。
（若しくは短時間高収入も望めるプロアシクラスの技術を持つか）
週刊誌の先生は、デジタルでやる方、少ないと思いますが。

Answer 3

前にも同じ質問をされているようですが、その回答にある通り、職場にもよりますし、技術力にもよりますので、ピンキリで答えようがありません。
月に2〜3日の手伝いでOKという漫画家も居るでしょうし、仕事料が多い漫画家の場合月の殆どを拘束される場合もあります。
前者の場合数カ所を掛け持ちしなければ生活は成り立たないでしょう。
専属アシスタントになれば生活費は保証してくれるでしょうが、その前にアシスタントとして採用される技術がなければなりません。
ベタ、トーン、集中線、程度しか出来なければあまり稼げないかもしれませんし、
パースに狂いのない指定通りの背景がサクサク描けるレベルなら、技術に対応して賃上げしてくれるかもしれません。
食えるかどうかはやってみないと分からない。やってみてお金が足りなければもっと掛け持ちする。アシの口がなければ普通にアルバイトするしかないと思います。
デジタルでしか絵が描けないとなると更に働き口は減ると思います。
会社に就職して毎月安定したお給料をもらうのと違って、自分で暮らせるだけ働くのが漫画家を含めた自由業です。
収入がはっきりしないと曖昧で不安というなら漫画家もやっていけないのでは…。

それからアシスタントになるのが漫画家への近道かというとそんなことはありません。
確かに技術は向上しますし、勉強になることはあると思いますが、
マンガの専門学校へ行っても殆どの人がプロとして芽が出ないのと同じく、
いくら技術を磨いても、デビューできない人は何年頑張ろうができません。

それより本気なら今すぐ自分の作品を描いて持ち込みを試した方がいいと思います。
「自分のマンガを描く技術がないから、アシになって勉強してから…」というのなら、
そのレベルの人はアシでもお断りされると思います。

補足
間違いがあったので編集しました
「アナログでしか絵が描けないとなると」
↓
「デジタルでしか絵が描けないとなると」