教えて!しごとの先生
教えて!しごとの先生
  • 解決済み

大学生が社会保険労務士の資格を取ることについて。 周りをみてみると社会保険労務士の資格を取得されている方はサラ…

大学生が社会保険労務士の資格を取ることについて。 周りをみてみると社会保険労務士の資格を取得されている方はサラリーマンなど年配の方が多かったのですがやはり大学生で社会保険労務士の資格を取ることはあまり意味が無いのでしょうか? また独立するにはコネや実務経験がなければ厳しいですか?

続きを読む

5,856閲覧

回答(2件)

  • ベストアンサー

    社会保険労務士です。開業⇒勤務 転身経験者です。 大学時代に社労士を取るのは十分意味があると思います。 就職活動に有利というよりは、企業内で人事労務・総務・法務への適性があるとみなされて、スペシャリストへの道を歩める確率が高くなるからです。あとは、不幸にもリストラされそうになった時や、年金や保険等のライフプランを練る際に、自分自身を守る術として、社会保険労務士試験の知識はとても役に立ちます。 新卒採用では、残念ながら社労士資格を持っているということは、PR材料たり得ても、それを以て採用する決定打にはならないと思います。同じ能力で同じ人柄であった候補者が採用段階で競っている場合に、社労士を持っていたら熱意を持っているとみなされてそちらが採用されるかも?という程度です。 あと、逆に社労士を持っていることで、採用したがらない企業もあります。特に小売業や現業系、ブラック企業と言われるようなところでは、社労士を持っている人は、いざという時に(法律知識を駆使して)会社の方針に対して異を唱える反乱予備軍とみなされるので、採用に不利になるリスクも現実にはあるとお考え下さい。 学生で社労士試験に合格するのは、少々厳しいはずです。理由は、社会人経験に裏打ちされるような法律(労働基準法等)、若い人に縁がないと思われている法律(年金各法等)が多く、勉強してもすぐにはピンとこないからです。学生のうちであれば、学問的な要素も強い法律資格(弁護士、司法書士、行政書士)の方がやりやすい(取りやすいのとは別)のではないかと感じます。 開業・・・は、今の時代、残念ながら厳しいと思います。 もちろん成功される方も沢山いることは事実ですが、資格プラスアルファの人柄だったり、営業力だったり、専門スキルを身につけた上で開業し、成功されています。 社労士の知識・経験だけでは張子の虎同然で、実務経験がなければ、それほど威力を発揮しないのです。社労士として仕事ができるのは当然で、自分しかできない得意分野を如何に持つか、仰る通りコネや実務経験を持つかが、開業して成功する鍵になってきます。あとは人一倍の頭の回転とか、発想力とか、健康管理も必要ですね。 弁護士同様、この業界が抱える問題の一つとして、社労士の資質低下があります。近年、合格者急増によって開業社労士が増えてしまったことの弊害が出ています。 たとえば、実務経験がないのに開業して運良く顧問先を獲得したら、顧問先企業の社長の前で泣き出したとか、開業当初で売上が厳しいので労働保険料を横領したとか(懲戒処分の事例でよくあります)、助成金不正受給で逮捕される社労士とか、詐欺やサイドビジネス等に加担している社労士・・・調べれば沢山出てきます。開業者の2人に1人は、3年以内に登録を抹消しています。 顧問先を多数持つ社労士ですら「賃下げ首切りご指導します!」「社長を守る会」等と掲げて、過度に会社寄りのスタンスを取って脱法行為等を指導・そそのかしているケースすらあります(弁護士団体や労働者団体から“無知により紛争をいたずらに紛糾させる”“ブラック士業だ!”と批判を浴びています)。こーいう人達は、業界の面汚しだと思っているのですが・・・ 仮に社労士で開業を目指すのであれば、成功体験だけではなく、「開業して失敗した人」の話をうんと聞いて、開業には何が必要なのか?ということを何年もかけて研究して、自分に合った得意分野を構築していくことをオススメします。 あと、資質の問題に触れたことからも分かる通り、違法行為や品位を害する行為をしないよう、自分自身を常に律するように若いうちから心がけること。コミュニケーション力を高めて、少しでも多くの友人知人人脈を作っておくこと。そして、憲法、民法等の勉強をおろそかにしないこと(社労士の弱点と他士業から指摘されている部分ですので)。 勤務社労士を目指すのであれば、社労士業務「以外」のノウハウを徹底的に吸収すること。人事に配属されることは少なく、おそらく隣接業務や全く関係ない業務を中心に担当することが多いと思います。そこでまた別のノウハウを作り上げて、社労士の知識と組み合わせて活用できないか?ということを常に考えるようにすれば、独立開業した時に必ず役に立つでしょう。 例えば、現在社労士業界で旬な話題なのが、建設業の社会保険未加入問題です。建設業の許可(更新)要件に(事実上)社会保険への加入が義務付けられたのですが、対応には(社労士試験では出てこない)建設業法の知識も必要となってきます。 社労士だけをやってきた方では、業界特有の背景を前提とした事例にはほとんど対応できませんが、隣接分野も経験していれば、いざという時に有利になります。そーいうことが、現在の社労士には求められています。

    3人が参考になると回答しました

  • 在学中に社労士の資格を取得しておくことには大いに意味があります。 まず、在学中は勉強に専念できるという利点があります。 仕事をしながら勉強している人に比べて最も有利な点です。 それから、在学中に資格取得しておくと就職の間口が広がります。 一番人気は労働基準監督官だそうです。 もちろん企業での勤務社労士にもなれますので、在学中に取得しておくことはお勧めです。 開業社労士は今は厳しいですよ・・・2代目とかでない限り、顧客をとるのが大変ですから開店休業状態になりかねません。 社労士事務所を開設しながらアルバイトしている社労士を知っています(笑)。 rtwmagpuさん

    続きを読む

< 質問に関する求人 >

社会保険労務士(東京都)

この条件の求人をもっと見る

< 質問に関する求人 >

社労士(東京都)

求人の検索結果を見る

もっと見る

この質問と関連する質問

    「#資格がとれる」に関連する企業

    ※ 企業のタグは投稿されたクチコミを元に付与されています。

    < いつもと違うしごとも見てみませんか? >

    覆面調査に関する求人(東京都)

    この条件の求人をもっと見る

    Q&A閲覧数ランキング

    カテゴリ: 資格

    転職エージェント求人数ランキング

    • 1

      続きを見る

    • 2

      続きを見る

    • 3

      続きを見る

    あわせて読みたい
    スタンバイプラスロゴ

    他の質問を探す

    答えが見つからない場合は、質問してみよう!

    Yahoo!知恵袋で質問をする

    ※Yahoo! JAPAN IDが必要です

    スタンバイ アプリでカンタン あなたにあった仕事見つかる