商社にもよりますが、メーカと顧客を結びつけることが商社の主な仕事です。 まず、鉄鋼部門の主な最終大口顧客は自動車会社と建築会社です。商社ごとに大口顧客はほぼ決まっていますが自動車会社(国内、海外とも)などは調達先の絞込みをしている為、3番手4番手の販路を持つところは苦しい状況です。ルート営業に近いようで、維持管理は大変かもしれません。(これはどの分野の営業の基本ですけど) また、調達側も意外と大変です。 現在原材料、くず鉄なども中国を中心とするアジア諸国が好景気の為、材料、鋼材などを買いあさっています。したがって、いまリクルートがあるとするとこちらの関係ではないかと思います。商社も玉がなければ売ることはできません。 すなわち、高炉、電炉メーカとの橋渡しだけではなく、材料そのものの調達も重要な仕事になる場合があります。 また、先の自動車会社などは海外進出していますので、調達先も現地メーカ(工場)に頼るほうがコストダウンに繋がります。 以下に複数の調達先を持つかが、ビジネスの基本となります。 鉄鋼はどの製品も同じように感じるような素材思われますが、全て特注品と考えてください。形だけではなく成分もユーザごとに細かく仕様が異なっています。 参考まで。
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