中小企業診断士の資格を取ると、人脈が広がる（機会が増える）というのは、本当でしょうか？

Question

中小企業診断士の資格を取ると、人脈が広がる（機会が増える）というのは、本当でしょうか？実際には、人脈を広げられる機会として、どのような場があるのでしょうか？

Answer 1

企業内診断士です。 資格を取ったら向こうから資格を頼りに来てくれるかと言うご質問なら全く広がりません。資格を取っただけで企業内で相変わらずコンサルと関係ない仕事をしていたら、だれも声なんて掛けません。 個人情報が制限されていますから貴方が余程業界で一目置かれるような業績を上げていれば、そうかあの人資格を取ったのかって噂にはなってそれを聞き伝に、では御指南願いたいって来る場合も有るでしょうけど。そんな人滅多にいませんね。資格を取るご経験をされれば分かるはずですが、運転免許を取ったときよりもペーパードライバーですよ。運転免許は実技が主ですが、資格試験はペーパー試験で通してくれます。以前は三次試験が有ったのですが今はそれもないですから。
私の場合は、診断協会に入りましたが企業内活動をしながらでは平日夜の活動に制限があって情報量も少ないので脱会しました。都会に住んでいて診断協会内での研究会に参加出来るならそれも良いと思います。今は大都市の商工会議所に所属しています。サラリーマンでは入れませんので、個人事業主届けを税務署にして、会員資格を取って入会しています。会議所では士業交流会が開催されていますし、異業種交流会も盛んです。
普段ならとてもお会いできない方と名刺交換して、意気投合すればお付き合いをさせて頂いています。
そのご縁で、大学先生に学会に誘われて入会し、学会での論文投稿や研究発表をさせて頂いています。そのご縁で、論文を読まれた先生からコンタクトを頂いたり、本の執筆も依頼されています。また、某協会の理事ともご縁が有って、数社の企業を訪問してくれないかとの要請も受けていますし、セミナーの要請も入ってきています。
あとは、商工会議所は創業支援もしていますので、そう言うセミナーに参加すると創業したい色んな人と交流が出来ます。名刺を交わすと士業と言うことで色んな相談を受けますし、その主催者とご縁が出来ます。
ただ、私が声を掛けて頂いたのは、私の経歴と立ち話でも色んな突っ込んだ質問をされますが、そこで私の値踏みをされていることは確かです。しっかりとしたドメイン（生存領域です。活動範囲）と活動目的、今までの成果、得意分野、何が出来るかをキチンと説明できなければ、直ぐに忘れられてしまうでしょう。
要は営業が出来るかと言うことですね。でも、寝るヒマが無くなりますよ。仕事はキチンとしてさらに士業をこなすには。 ご参考になれば

Answer 2

経営コンサルタントとして独立すれば様々な企業経営者から相談を受ける機会が増えますし、経営者に対して指示・助言をするケースもあるので、結果として人脈は広がると思います。

ただ昨今、中小企業診断士資格の取得だけで独立して食べていけるのはなかなか困難とされており、一般企業の経営企画などの社員として活躍する方の方が、多いと思われます。その場合は、あまり一般社員の人脈と変わらないですね。