どちらも雇い主が従業員に対し、労働の対価として取り決めて支払う報酬という賃金という点では同じですが、諸手当を合算に含めるか含めないかの違いです。 給与とは、官公庁・会社などで支給される給料・諸手当の総称=(給料+諸手当て)。 すなわち、給料と諸手当は別であり、諸手当のつかない企業から支払われる賃金は、給与=給料となります [補足} 諸手当ては、給料と別扱いで支払われるものなので、諸手当が支給される企業では、給料よりも多い賃金を与えるので、「給与」という名称を儲けていると言えます。 給料よりも「給与」の方が範囲が広いというのは、税法においても明確化されています。 所得税法28条 「給与所得とは、俸給、給料、賃金、歳費収び賞与並びにこれらの性質を有する給与に係る所得をいう」 給与所得の中にある「賞与」は、給料以外に支払われる手当のようなもの、「歳費」は、国会議員が国庫から支給される一年間の給与、「俸給」は、年俸のようなもののように、「給与」とは、支払われる各種報酬の全ての総称ということであり、給料以外のものも、その中に含まれるということです。
基本的に同じ意味合いです。 給料とは… 労働の報酬として支払われる金銭 給与とは… 金品を支給すること
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