現在の難易度からよく聞くのは 司法試験(予備試験経由)>会計士試験(免除なし)≒司法試験(上位ロー経由)>司法試験(下位ロー経由)≒会計士試験(免除あり) ですね。 旧制度ですと、司法試験の方が一段難しかったです。司法予備試験は難易度としてはそれに相当すると言われています。 現在の試験受け方としては、主にロースクール→司法試験、免除なし→公認会計士試験が一般的な受験の受け方になっています。 参考までに (新)司法試験 2012年度 合格者平均年齢 30歳 合格率(受験者ベース) 既修組 36% 未修組 17% 東大ロー~慶大ロー 既修合格率 65~63% 上位ロー下限(中大ロー等) 既修合格率 50%強 既修、未修のわけ方は法律の学習経験の有無が形式的な違いとなっていますが、実質的には優秀層が既修組、下位層が未修組という方が正しいかもしれません。 公認会計士試験 2012年度 合格者平均年齢 27歳 合格率(願書ベース) 短答式試験 (通年ベース) 8%(Ⅰ6%Ⅱ4%) 論文式試験 40% (最終合格率 7.4%、実質合格率3.2%) ちなみに、両者とも上記の試験を通るだけで終わりではありません。 弁護士になるには司法修習一年間ののち二回試験(合格率95%以上)に合格、公認会計士になるためには二年間の実務経験&三年間の実務補修所ののち修了考査に合格する(合格率70%弱)必要があります。 不合格の場合は、翌年度にいわゆるこの三次試験のみをもう一度受け直す形になります。 それぞれの問題として就職難がいわれてますが、法曹に関しては予備試験、上位ロー組はそこまで大きな問題はないように見えます。 会計士に関しても、合格者数が旧試験時代と同じくらいになった2012年度は、少し改善し、6~7割の方が監査法人へ就職を決めることができたようです。 司法試験を目指すのであれば、学力の他に費用が(ロースクール、司法修習)、会計士を目指すのであれば、学力の他に年齢が(監査法人の採用では25歳以上だと不利)一つのポイントになると思います。 蛇足ですが、個人的にはこの二つや官僚よりも、医師、外資系の投資銀行やコンサル、総合商社の方が現在は待遇はよく優秀層も流れている用に感じます。 参考になれば幸いです。
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昔、昭和の時代には合格者500人を頑なに維持してましたので、かなり司法試験の方が難しい、との印象があります。その当時。公認会計士の方は、ほとんど優秀な学生から注目されず、東大出とかは目立つような感じでした。 実際に、司法試験に合格するには、公認会計士試験に合格するより倍近い時間がかかるようでした。 しかし、現在では、司法試験は毎年2000人合格、かたや公認会計士試験は、最近は優秀な学生から認知されてきて、受験生の質も高くなったと思います。 今は、単純に司法試験の方が難しいとは言えない状態と思います。どちらも同じようなものでしょう。 司法試験は合格したけど、会計士試験は合格できない人もそれなりに居ると思われます。 倍率は参考になりません。公認会計士試験は、全く受験制限がないのに対して司法試験はロースクールを卒業した人のみ受験できる。ロースクールを卒業することで、多く振るいにかけられてます。
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