◆公務員試験について ご質問失礼します。 私は大学を中退した21歳の男で、現在アルバイトをしながら1人暮らし…

Question

◆公務員試験について

ご質問失礼します。

私は大学を中退した21歳の男で、現在アルバイトをしながら1人暮らしをしている神奈川県在住の者です。

自分は何かを提供し利益を出すような、所謂商売人にはあまり興味はなく、国民がより生活しやすく、安心でき、支え合い、他の国に負けないくらいいい国にしたいと普段思っていて、それで自分は国民に奉仕する仕事である公務員になりたいと考え、それを現在目指している者です。

具体的には、来年度の地方上級、国家二種の試験合格を目指しております。

そこで、私は現在スーパー過去問ゼミという問題集を買い、日頃机に向かい、独学で勉強をしております。

そこで、質問です。

合格の為には他にどんな事が必要でしょうか？

やはり大学中退という身分なので、その時点で大きく不利になってしまうのでしょうか？

皆様お忙しいでしょうが、お答えいただけたら大変助かります。

私は本気です。

どうぞよろしくお願いいたします。

Answer 1

こんにちは。

まず、昨年から国家Ⅱ種は国家一般職（大卒）に変更になっています。
一般的な行政の区分の専門試験は、次の８０題出題中、 ８科目４０題解答ですね（※１）。

政治学、行政学、
憲法、行政法、民法（総則及び物権）、民法（債権、親族及び相続）、
ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学・経済事情、経営学、
国際関係、
社会学、心理学、教育学、
英語（基礎）、英語（一般）

次に神奈川県のⅠ種試験の「行政」の場合、専門試験は以下の範囲から４０問の回答ですね（※２－１）。

憲法、政治学、行政学、行政法、民法、刑法、労働法から２６問
経済学（経済原論、経済政策、経済事情、経済史）、財政学、経営学から２３問
社会政策、心理学、社会学、国際関係（国際政治学、国際経済学、国際法）、教育学から１６問

神奈川県の場合、早期チャレンジ枠試験であれば、専門試験がありません（※２－２）。

他方、政令市ですが、横浜市は大卒程度の「事務」は教養試験のみで、専門試験がありません（※３）。

以上を踏まえると、個別の受験勉強のやり方や大学中退の経歴を心配する以前に、
① 受験しようとしている試験の内容を調べる
② 自分の現在の実力と、求められている科目とのギャップを、教養のみに集中するか、専門までやるかを、冷静に検討する
③ その上で、受験勉強にかけられる労力と時間を踏まえて、効率的に合格できる試験を選ぶ
④ その試験に向けて、得点力をあげらえるように、既習・未習、それぞれに応じた学習を進める
という段取りで、合否のほぼ８割は決まると思います。

どうしても県庁か国家一般職に合格したいのであれば、専門試験を勉強するのが不可欠です。
その上で、面接試験、あるいは国家一般職だと官庁訪問時の面接において、大学中退して受験したこを「面接する側が納得できる」説明ぶりを考えればよいだけです。

参考：
※１ http://www.jinji.go.jp/saiyo/shiken15_4.pdf
※２－１ http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/430111.pdf の８ページ。
※２－２ http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/401745.pdf
※３ http://www.city.yokohama.lg.jp/jinji/daigaku/pdf/h24/dai-24juan.pdf の６～７ページ。

Answer 2

勉強にはアドバイスできかねるのですが、面接のアドバイスとしては、中退の理由をしっかり言えることと、それをプラスに受け取って貰えるような人柄アピールが出来るようになることです。
どういうことかというと、自分は国民の皆様に本当に奉仕できる人であると見てもらわないといけないので、ボランティアは必須ですね。
地方上級でもボランティアは面接のネタにできますし。

あと、地方によりますが、適性検査がありますので、教養ばかりでなくそちらにも時間を割く必要があります。

ちがっていたら失礼ですが、国家２種は厳密にはないです。

失礼しました。