免許のある高校教師か、免許のない小学校教師かで悩んでいます。

Question

免許のある高校教師か、免許のない小学校教師かで悩んでいます。29歳、既婚、子供なしの女です。
現在は民間企業で正社員として働いています。勤務年数は今年の3月で5年です。

子供ができそうにない（病院確認済み）こと、仕事にやりがいを見いだせなくなったことから、以前あきらめてしまった教師になろうと思うようになりました。

地方国立大学の大学院を卒業し、教員免許は高校理科（一種）、高校農業（専修）を持っています。

現在住んでいる愛知県では、教員採用試験社会人特別選抜で高校理科の募集があり、受験資格はクリアしています。
しかし倍率は不明であり、現在の仕事が理科とあまり関係ないことから採用は厳しいのではないかと感じています。

そして小学校の教師に惹かれる気持ちがあります。
小学校の教師は、大学進学時に悩んだ道であり、高校に比べ倍率が低いこと、常勤講師の職も多いことも魅力に感じています。
この場合は通信の大学に通い、来年度は仕事をし、再来年度は仕事をやめて免許を取得するつもりです。

そこで相談なのですが、

・通信教育で小学校教員免許を取得し採用試験（一般）を受ける
→堅実だが、仕事をやめて大学へ行くためお金がかかること、試験を受けるまでに年数がかかるというデメリットがある

・仕事を続け、高校理科の採用試験（社会人）を受ける
→今夏の試験から受験できるが、何年かかって合格できるか大変不透明

どちらが、教師への近道なのでしょうか？
どなたかご意見いただけると助かります。よろしくお願いします。

Answer 1

既婚者なんですよね。
すぐに働かなければままならないのでしょうか？
今から免許をとってそれから採用試験ではなく、いずれは採用試験…と考えて、とりあえず高校理科で講師として教壇に立つのもいいのでは？
講師の話が来るまでパート等とか…。
その間に採用試験&免許取得を続ける。
うちの旦那さんは常勤講師で勤めながら小学校の免許を取得しました。採用試験ももちろん受けてます。一般企業の経験もありでかなりスロースタートでした。
やる気があれば可能です。
受験資格に年齢制限のないところならば40才新採もめずらしくありません。
採用試験も講師経験があった方がいいと思います。
がつがつ勉強しなくても、しっかり授業を行うために指導要領を読み込めば自然に勉強も可能です。
選択が質問者様の2つのうちであれば、先に免許をとってしまうことをオススメします。

Answer 2

勤務が小学校のため、高校の採用に関しては若干くらいのですが、教採を受験して採用されるには小学校の方が楽です。
東北などはかなり厳しいですが大都市圏ではかなりの数が動きます。

じゃあ小学校の免許を！ということになると、これは今お持ちの免許で常勤の講師を決められた年数勤めると、一から取り直すよりかなり楽に取れます。
小学校の免許を取ってしまえば、今は理数の中高免許をお持ちの方の採用枠がわざわざ設けられるくらい小学校の常勤講師は引く手あまたです。
で、その経験があるとまた教採が楽です。

高校が向いているか小学校が向いているか見極めるためにも、高校の講師を入り口に両方経験してみる手があるよ…という提案です。
ずっと収入は途切れませんし、年齢制限も撤廃されるところは増えるばかりです。

入り口の募集数がネックですが…。
中学をお持ちなら話はもっとシンプルにできるんですがねぇ。

Answer 3

通信教育、放送大学などを受講すれば、仕事をしながらでも続けられると思います。

高校教諭の臨時教員募集もあることでしょう。

とりあえず高校の臨時教員を経験してみてはいかがでしょうか。そこで教育とは何か違った見方ができるかもしれません。

小学校であれ、高校であれ「教育」であることに違いはありませんから。

小学校教員は、個人的にはお勧めしません。

子どもが心から好きで、ある程度自分を犠牲にできる人でないと続けるのがとても苦しい職業です。

もちろん、子どもが大きく成長する時期ですから、自分がしたことで子どもに役立っている、力になっているという思い、楽しさも多いです。

ただ、他の方もおっしゃっていますが、保護者からのクレーム対応が大変です。

宿題が多すぎるという人もいれば、宿題が少なすぎるという人もいます。

もっと厳しくしてくれという人もいれば、優しくしてくれという人もいます。板挟みです。

人のものを盗んでも、謝りもしないどころが「うちの子がしたという証拠を出せ、さもなくば人権侵害で訴える」という人もいます。

事前に言っていたのに、終業式まで荷物を持って帰っておらず、大量に持ち帰らせると「事故にあったらどうするんだ、家に謝りにこい」という人も。

メンタル面が強い（悪く言うとズボラ）な方に向いていると言えます。

ただ個人的に思うのは・・・

教師は聖職ではありません。

仕事です。

希望を持っている段階にこういうことを言うのはどうかと思いますが、あえて言わせてください。

できるか、できないか。耐えられるか、耐えられないかの世界です。今されているお仕事と一緒かもしれませんね。

何を求められているのか、もう一度考えられてみては？

子どもともっと関わりたい・・・地域のスポーツ活動や、ボランティア活動があります。仕事にすれば、子どもの嫌な部分もたくさん見えてしまいますよ。

教育に関わりたい・・・高校教諭をお勧めします。もう免許もあるようですし。

小学校教育に関心があり、心から児童期の子どもが好きで、生活をある程度犠牲にできるようなら、ぜひ小学校教員になってください。苦労の分、やりがいはあります。

ただ、倍率を気にする段階でしたら、やめておいたほうがいいと思います。

Answer 4

どちらが教師への近道かというのは先に教師の職に就ける方はどちらかということでよろしいでしょうか？

それは質問者さんの学力によって異なると思います。やはり質問者さんのご存知の通り、現在の高校の教師はかなり倍率が高いです。学力が足りないと何度も教員採用試験に落ちる可能性が高いです。

しかし、小学校は小学校で多くの問題があります。まずは高校と違い、生徒に全教科教えなければならないことです。又、近年の少子化によってモンスターペアレントが増加しているようなのでメンタル的に弱いならやめておいたほうがいいのかもしれません……。ですが教員採用試験の倍率はかなり低めです。

双方とも捨てがたいですが、自分も小学校教諭を目指す者なので個人的には小学校教諭をお勧めします。質問者さんも惹かれる気持ちがおありのようなので……。

参考になったかどうかわかりませんが長文、失礼しました。