土木技術について質問です。

Question

土木技術について質問です。土木は防災において重要な役割を果たしていますが、具体的にどのような技術が防災に役立っていますか？

Answer 1

土木技術に興味のある大学生さんでいいのでしょうか？有難うございます。土木に興味を持って頂いてです！
嬉しく思います。長年、この業界にお世話になっている一人としてです。
さて、お尋ねの件ですが土木の分野は広うございますです。私の知識の範囲でしかお答えできませんがいいでしょうか？
防災といえば、まず治水でしょうか。人が川岸に暮らし始めてからの闘いだったと思います。雨が降れば水嵩がまし、氾濫したでしょう。そこで、如何に氾濫を防ぐかを考え、一つが提（ﾂﾂﾐ）を造り防いだことと、二つ目が川自体を広げることですし、流れの向きを変えることでした。大変な労力と時間が必要だったでしょうね。この提で有名なのが、かの信玄堤です。
また、川の上流に治水・利水ダムを設けたりもしています。
海岸では、海岸工学を用いて防波堤を設けますね。去年の、東北大震災におけるツナミの被害は凄まじく想定を超えた高さで
押し寄せてきました。この、想定は大変難しく、又、言ってみればイタチごっこかもしれません。
大きく高いことに越したことはないのですが、何時あるか分からない災害に巨額の費用をかけるべきなのか、高台へ移住という
選択肢もあるかもしれないですね。
寒冷地対策もそうでしょうか。雪、凍結による被害を如何に最小限にするかですが、一部に都市では、融雪溝を造り地下水を
組み上げ流し利用する技術もありますよ。
衛生工学では、下水道の普及のための、土木を含めた技術（機械・電気・化学等）を用い河川・海の汚濁を防ぎ、暮らしやすく
安全な、快適な国づくりをしてきました。
読みづらい文書になりましたね。
最後に、私見ですが、土木は経験工学だと思っています。理論通り行けばいいのですが、なかなかそうは参りません。
なにせ、自然が相手ですからね。
できる限り長くこの世界に関わっていきたいと思います。
最後まで、読んでくれてありがとうさんでした！！！