男性看護師がナースキャップを被らないのはなぜですか？ 最近はナースキャップを廃止している病院が多いことは知っている…

Question

男性看護師がナースキャップを被らないのはなぜですか？

最近はナースキャップを廃止している病院が多いことは知っているので、それ以外の回答をお願いします。
今の時期は看護学校では戴帽式をするところが多いですが、男子の看護学生はナースキャップの代わりに何を頭にのせてもらいますか？

また、医学部や薬学部では、看護学校の戴帽式にあたるようなセレモニーはありますか？
戴帽式は看護師を目指すものとしての職業に対する意識を高め、またその責任の重さを自覚させるための儀式だそうですが、
医師や薬剤師を目指す学生には必要がないのでしょうか。

というか、ナースキャップの存在意義ってなんですか？

Answer 1

ナースキャップの事だけ回答させていただきます。

ナイチンゲールの昔から、病人の世話をする者は髪を覆うようなかぶり物を使用していました。
日本でも、まあ病人を世話する者だけではないですが、髪を振り乱さないよう三角巾などの覆いを使用していました。

ナースキャップも最初はまとめた髪を隠すものでしたが、次第に飾りのような物になり、看護婦（あえて）の象徴のような物になりました。

看護師として病院や患者様の側に行くようになる、心構えを訓示する式が戴帽式でした。
運転免許ではないですが、学科をおおむね学習終了し（各論などはこれからだけど）、校内実習も済みの状態になってからの式なので、仮免が出て路上に出る雰囲気に似ています。

が、です。
近年、不潔・邪魔などの合理的な理由からキャップは廃止になり、伴って戴帽式も形だけの物になってきています。
戴帽じたい行われず、ナイチンゲール誓詞を暗唱して気持ちを改める式になりました。

ちなみに戴帽があった時代の男子学生はそのタイミングで一礼して席に戻る形がとられていました。

戴帽式以前の学生は学校によって異なりますが、男女とも三角巾や給食係の帽子のようなものを被っていたりです。