解決済み
研究者や科学者になる道は? 中学生です。歴史も化学も文学も好きです。将来、研究に没頭できる職に就きたいと思ってます。. 今から将来の選択肢を狭めるような質問に思えるかもしれませんが、自分に将来どんな選択肢があるのか知りたいため、たくさんの人から教えてほしいのでお願いします。 研究者や科学者は資金のやりくりが大変、スポンサーが付かないと続かない等を聞きますが、実際のところどうなのですか? 企業に入って会社の指定した研究を行うのではなく、自分が好きな研究に没頭するって、やっぱ金が無いことにはどうしようもないですか?大学って好きな事を研究させてもらえるところなのですか? 研究し続けたいなら大学生や大学院生って、そういう場が提供されるものなんですか? 大学教授って研究ばかりでなく、講義もやらなきゃならないんですよね? なんだかまとまりの無い質問ですけど、教えてください。
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資金援助してくれる企業が必要ですよ。
>今から将来の選択肢を狭める そんな風に思う必要はないですよ。むしろ、自分の夢を決めたのでそれに向かって脇目を振らずにがんばることにした、と言い換えればいいかと。 言葉遊びをするつもりはないですが、気持ちの問題です。 >研究者や科学者は資金のやりくりが大変、スポンサーが付かないと続かない等を聞きますが、実際のところどうなのですか? 私の場合は国から科研費をもらっています。 ただし、それは副業のようなもので、現在所属する組織のテーマとしての仕事もあり、その分はきっちり組織から出ています。以前は必要と言ったものはほとんど買ってもらえましたが(と言っても年に数千万円程度)、現在はきびしいです。 私の出身の研究室では某大手企業から資金が出ていました。物性物理の研究室で、特にその企業が欲しがるものを開発していたわけでもないのですが、向こうからコンタクトしてきて年間3000万円、とのことでした。教授がびびって「いや、うちはそんなに企業に役立つ研究はやってないので」と応じたところ、先方の社員が「いや、そういうものも重要ですが、基礎開発にお金を出すのも重要なんですよ」と押し切ってました。レアケースかもしれませんが・・・。 >企業に入って会社の指定した研究を行うのではなく、自分が好きな研究に没頭するって、やっぱ金が無いことにはどうしようもないですか?大学って好きな事を研究させてもらえるところなのですか? 理論の研究ならお金は余りかかりませんが、実験となるとどうしてもお金が掛かります。いくら掛かるかは研究次第です。 大学は、下の方も言われるように研究室の方向性があり、あまり外れたことはできないですよ。特に助教だと教授が指導教官であるのが普通で、教授にOKをもらわずに研究するのはむずかしいです。准教授になれば指導教官は居ませんが、それでも研究室の了解は取ることがおおいでしょう。 いずれにしても研究室の資金は限られていて学生のしっどうにも使うのでぜんぜん足りません。まともに研究したければ科研費とか企業からの援助とか、とにかく外部資金がないとくるしいです。 >大学教授って研究ばかりでなく、講義もやらなきゃならないんですよね? もちろん教育のデューティーもあります。 私は名前ばかりは助教でしたが実質PDの職で大学に居て教育もさせられて居ました。将来このまま大学に居れば教育しないといけない・・・それが嫌で大学から研究機関に移りました。研究機関でも適当なタイミングで「2年間事務方に出向」などがあるので専念できるわけでもないですが、教育よりはましです・・・私の性格から教育となるとついがんばりすぎるので。 ただ、研究機関でも大学院生を受け入れていて、他の研究者が研究面以外ろくにサポートしないので結局そういったことが私に回ってきたのは誤算でしたが。 いまはそういう大学院生も一切受け入れない、出向もない機関に移っています(その代わり別のデューティーがありますが・・・100%研究に没頭できるなんてうまい話はありえないと思って良いです)。 一応適当に書きましたが、参考にしてもらえれば。下の方がしっかり答えられているので本当に蛇足程度ですが。
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1.資金 大学や研究所本体からの予算はつきますが、何かとお金がかかるので、企業との共同研究、科研費など公的な補助金などを申請して資金を確保します。スポンサーという表現は微妙ですが、企業の支援をなんらかの形で受けないとやりくりができません。企業も企業利益につながると思ったところにしか、お金を出しません。 2.研究内容 大学の場合は、教授が研究内容を決めるので、教授に納得してもらえたらその研究を進めることができます。一方、企業の研究とは、利益を生み出すことが最終目的なので、利益の見込みがないと普通は無理です。知名度を素晴らしく上げて企業イメージを上げるような内容ならば話は別になりますが、実情そういう研究はめったにないです。 3.研究の場 ちょっと意味が分かりませんが、大学での研究室配属は4回生の時期に行われ、修士の2年間、博士の3年間、希望すればその後もポスドクとしても研究室に残れます。ほとんどの学生は途中で就職します。アカデミックに残る学生が少ないのは、アカデミックに残って給料をもらうには役職につかないとだめですが、そのポストがすごく少なく空きがないためです。 4.研究と講義 研究だけでなく講義も義務です。大学は研究機関かつ教育機関だからです。おそらくあなたも大学に入って基礎から教育を受けるので、必要なシステムです。
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