教えて!しごとの先生
教えて!しごとの先生
  • 解決済み

日商簿記2級、工業簿記、個別原価計算、製造間接費配賦差異

日商簿記2級、工業簿記、個別原価計算、製造間接費配賦差異下記の設問について質問させて下さい。 1. 当工場では、製造間接費を機械作業時間を基準として予定配賦しており、製造間接費年間予算額¥61,200、年間予定機械作業時間は1,020時間である。当月の実際機械作業時間は、製造指図書No.101が50時間、No.102が20時間、No.103が10時間とする。 2. 当月の製造間接費実際発生額は¥5,000であった。 設問1は予定配賦額をきいており答えは¥4,800で、設問2は製造間接費配賦差異を求めるので¥4,800-¥5,000で=Δ200となります。答えや計算方法はわかるのです。ただ意味がわからないことがあります。設問1で、予定配賦率60(61,200÷1,020)に実際機械作業時間80(50+20+10)乗じて算出された4,800を予定配賦額とするのはなぜでしょうか?「予定配賦率×実際操業度=予定配賦額だから」と言われてしまえばそうなんですが、単純に製造間接費年間予算額61,200を12ヶ月で割った5,100を1ヶ月分の予定配賦額にしてもいいように思えてしまいます。「予定」に「実際」を混ぜて予定配賦額にするのに違和感を覚えてしまいます…。

続きを読む

334閲覧

ID非表示さん

回答(1件)

  • ベストアンサー

    なるほど。 確かに、簿記2級では理論までは勉強しませんからね。 まず、ご質問から。 なぜ12ヶ月で割るのはいけないのか? 答えは簡単です。 年間予算は全ての機械作業時間に対してかかるであろうという予算です。 指図書101 102 103 以外にも作っていたらどうします? 12で割ると他の指図書の分も含まれてしまいます。 もっと厳密に言うと、個別原計で知りたいのは一つ一つの指図書にかかる原価です。 なので、期間対応ではなく、作った指図書ごとにかかった費用を負担させる必要があるのです。 予定と実際がごっちゃになって分からん。お答えしましょう。 製造間接費ってその内訳は多くの種類の費用で構成されています。 (減価償却費や間接材料費、間接労務費などなど) 実際発生額を計算するためにはこれら全てを計算しなければいけません。 とても時間がかかります。 実際発生額が出るまで、指図書の原価を計算すんのは待っとけということになります。 待てません。 なのでその単価(@)に関しては、予定価格を使うことが原則となっています。 単価は予定価格を使い、時間に関しては指図書ごとにその都度把握出来るので実際時間を使います。 よって予定価格×実際操業度 となります。 ここまで期中の処理です。 配賦差異について。 期末に時間のかかる実際発生額が判明します。 実際にかかった金額と期中に配賦した金額(そのかかった時間であるべき金額) を比べて反省する必要がありますよね。 差異分析をすることでダメだった部分を把握し、時期に活かします。 さらに作業員を評価するためにも使います。 最後に。 原価計算をする目的は4つあります。今回の質問に大きく関わる2つを御紹介しましょう ・原価管理目的 (←期末の反省をして次に活かします。 ムダをほったらかしにしないように差異を求めて原因分析です。 ・財務諸表作成目的 (←指図書とは=製品。製品の原価は一体いくらなの?を計算します。 製品(B/Sに載ります) この金額は材料費、労務費、製造間接費の合計です。 その中で今回は製造間接費の計算にピックアップしたお話でした。

この質問を見ている人におすすめの求人

< 質問に関する求人 >

簿記(東京都)

求人の検索結果を見る

< 質問に関する求人 >

工場(東京都)

求人の検索結果を見る

もっと見る

この質問と関連する質問

    < いつもと違うしごとも見てみませんか? >

    覆面調査に関する求人(東京都)

    求人の検索結果を見る

    Q&A閲覧数ランキング

    カテゴリ: 簿記

    転職エージェント求人数ランキング

    あわせて読みたい
    スタンバイプラスロゴ

    他の質問を探す

    答えが見つからない場合は、質問してみよう!

    Yahoo!知恵袋で質問をする

    ※Yahoo! JAPAN IDが必要です

    スタンバイ アプリでカンタン あなたにあった仕事見つかる