解決済み
公務員試験について民法の問題をついているんですが、物権の単元の「共有」について質問です。 共有物について「変更」は共有者全員の同意が必要、管理行為は持分価格の過半数の決定で行えるとあります。 しかしいざ過去問解こうとしても各肢からそれが判断つきません。 過去に勉強したことがある方、助言いただけませんか? 具体的な問題が今手元にないので申し訳ないのですが、回答お願いできないでしょうか? 宜しくお願いします。
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テキストを持っていませんか? おそらく、過去問が解けないのは、どのような行為が保存行為なのか、管理行為なのか、変更行為なのか分からないからだと思います。 普通、テキストには詳しく説明がされていると思います。 保存行為とは、共有物の現状を維持する行為です。 管理行為とは、共有物を利用して収益を得たり、使い勝手をよくしたりする行為です。テキストによっては、利用・改良することと簡単に説明している場合もあるでしょう。 変更行為とは、共有物を法律的に処分したり、共有物の性質や形状を変えることです。 具体的に保存行為とは、共有物が建物ならば、窓が破損した場合、修理すること。共有物である建物に不法に占拠している者がいた場合、妨害排除請求すること。これらは単独で行えます。 具体的に管理行為とは、建物の賃貸借契約の締結や解除などが当たります。共有物を利用して収益を得る行為に当たります。階段に手すりをつけることは、改良に当たります。 具体的に変更行為とは、土地の売却(法律的な処分)や山林の伐採、農地を宅地に変えることは共有物の性質や形状を変えることに当たります。公務員試験の勉強をしているのならば、農地を宅地に転用する場合、農地法5条により、政令で定めるところにより、当事者が都道府県知事の許可を受けなければならないことはご存じかと思います。その他、気をつけたほうがいいのは売買契約の解除も変更行為になります。 初学者の場合、まず最初に法律用語が関門なので比較的に誰でも分かりやすい易しい文章で説明しているテキストを選択したほうがいいですよ。慣れたら、少し難しい文章で説明していて、より詳しいテキストを読んでみてはいかがですか。
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