書道と習字は実際の所どう違うんですか？

Question

書道と習字は実際の所どう違うんですか？

補足

書道をしようと思うならば、まず習字から入らないといけないんでしょうか？

Answer 1

●書道
・その道を極める
・芸術
・個性を表現できる
・書の何たるかを知ること

●習字
・字を習う
・字を真似て書く
・上手に書くこと重視
・芸術性はあまり重視されない
・我流は基本的にいらない
・履歴書や手紙などに使える

習字が基本または実用的なら、書道は応用または芸術。

習字が書道に劣るという意味ではない。

というのが私の考え。

●補足
いけないことはないです。目的に合わせてお好きな方をどうぞ。
まぁ私は習字から入るのをお勧めしますが。

世の中には1ケタの年齢の幼い子供が書いた（あるいは描いた）書がルーブル美術館に展示される（その子の名前忘れたけど）ことだってあります。
ただ、書の道にいる人たちはキレイに書いてといわれたらキッチリ整った実用的な字を書ける人が多いです。
書道では必ずしもキレイに書く必要ないですが、基本的な筆遣い等は習字ではちゃんと教えてもらえるとおもいます。
いきなり芸術の何たるかの評価を得るのは難しい。天才以外は。
われわれ凡人はまず真似ることが大事です。
それはスポーツでも勉強でもファッションでもなんでも共通だと思います。だれでも真似から入ってます。
また、学校教育においては（私の経験ですが）中学までは習字は国語（おそらく読み書きという意味で）であるのに対して、高校以上では芸術科目になります（もちろん習字的な指導はあります）。

更にくどいようですが余談として。
書道は表現であるので正解も不正解もないです。流派等の縛りはあるかもしれないですが基本的にどうしようが自由です。
習字も明確な正解はないが、汚い字（紙の汚れや皺も対象）、荒っぽい字、誤字や脱字、創作文字などは間違いになります。
要は芸術である書道は何でもアリなんです。絵画ではマグリットの『イメージの裏切り』という有名な作品があり、パイプ（タバコ）が描かれておりその中には「これはパイプではない」と書かれています。芸術ではアリです。
もしこれが設計図や観察図なら、パイプの図はパイプそのものを正確にまたは簡潔に表して図と実物を一致させないとダメになります。

また、目的の方向で言うなら、書道は自己（自分が満足すればOK。）であるのに対して、習字は他者（相手への礼儀、読みやすさ。）です。

一般論ではなく私個人の考えなので参考程度に。

Answer 2

個人的な解釈は抜きとして、辞書をひくと…

「書道」とは
毛筆を使って文字を書く芸術。漢字を用いた中国文化圏で古くから発達。日本では仮名文字が作られたこととも関連して独特のものに発展し、世尊寺流・法性寺流などの諸流派が生まれた。

「習字」とは
手本をもとにして、文字を習うこと。また、文字を美しく正しく書く練習。書き方。もと小・中学校における国語科の一分野。今は書写という。

それぞれの意味は違うものですが、通常しっかり使い分けられているかというとそうではないと思います。
つまり、どちらでもいいということです。

その意味を考えれば、書道教室では、どちらの意味を成すようなことを行っていますし、あなたがこれから書を始めるのであればおそらくそれは「習字」から始めると言ってもいいと思います。
大きく違うのは、ペン字も習字ということです。毛筆でなくても「習字」です。

Answer 3

習字には 心はいらない 歌やピアノにある 大小 潤渇 強弱……など習字には 求められない。学校教育での上手な文字

書道には 観る人の心を動かす物で なければ ならない。書の素晴らしさ 面白さは 自分の心を伝える事 小綺麗に文字を並べる事ではない。

毎日展で 〇〇賞を取って名声を上げる事 そんな事は 通過点に 過ぎない 簡単には 出来そう にもない 茫漠とした目的が あって
夢が 広がる。例えば 涙を誘う書を表現するとか。

しかし そこに たどり着くのは 容易でない。その為の 自分の心を伝える為に その技量をミガク たぶん一生かかっても行き着かない 雲をツカムような 追っても 追いきれない目標を見つける それだから楽しい。その様に して 身近な目標の毎日展で 〇〇賞を取り順次クリアして 行く事が 喜びにツナガッテ行かなければ つまらない。←これは お習字には 無い要素です。

習字には 無い 書にはテーマがある 詩が包括している行き場の無いエネルギーを表現するとか。