警察官の準キャリアは国家公務員試験Ⅱ種に合格して警察庁に採用された者のことですが、それで良いのでしょうか?もしそうなら地方公務員として採用されたノンキャリヤとは大きな差があります。準キャリヤは初任が巡査部長で1年経つと警部補になります。それからの昇進も無試験で全員が警視長まで出世します。対してノンキャリヤは、初任は巡査で昇進試験に合格しないと上にはいけません。定年までに警部まで昇進するのは限られており巡査、巡査部長で終るのが大半で警部補にもなかなかなれません。警部より上の警視、警視正までいく者は極々少数です。警視長に至っては今までに数人しか昇進していません。このように全ての面で準キャリアは有利です。因みに、警視総監を除くと、警視長は上から2番目、警視正が3番目、警視4番目、警部5番目、以下、警部、警部補、巡査部長、巡査です。 対して地方公務員であるノンキャリアの中の大卒と高卒はそれほどの差はありません。初任給が大卒が高いこと、巡査部長への昇進試験の受験資格が早く得られることくらいです。どちらにしても昇進試験に合格しないと階級は上がらないし、警部補以上の受験は成績が一定以上でないと受けれません。その面から見れば大卒と高卒は同じ条件とも言えます。会社員と比べると大卒と高卒の差は少ないと言えます。 補足へ 別質問でお答えしましたが、キャリア、準キャリアは刑事課に配属されることはありません。キャリヤ、準キャリヤは管理職候補なので研修期間中を除き現場に出て自分で捜査することはないからです。刑事課に配属されたいなら地方公務員たる警察官、すなわちノンキャリアで採用されることです。ノンキャリアの大卒と高卒では刑事課への配属に優劣はありません。自分の努力と素質によります。
みなさまのご回答でOK、なのですけど ひとつご注意を。 国家公務員採用試験は 平成24年度から新制度となるため今までの 「I 種・Ⅱ種・Ⅲ種試験」はなくなります。 詳しくはこちらから 【平成24年度から国家公務員採用試験が変わります!】 というPDFファイルをご確認ください。 ↓ http://www.jinji.go.jp/saiyo/shiken_minaoshi.htm ですから、来年以降はこのあたりのご質問への回答は 一層複雑に…。
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