解決済み
図書館司書について。公共図書館司書になりたい高校三年生です。 インターネット上を探し回り、たいていの情報は得たのですが、まだまだよく分からないことがあります。 いくつか、質問をさせてください。 1.公共図書館司書になるには公務員試験(上級 司書)に受かる必要があるみたいなのですが、もしも私が四年生の大学に進学するとして、その四年間で十分勉強はできますでしょうか。(もちろん、必死にやったとしてです。ちなみに英数が苦手) 2.もしも公務員試験に合格したとして、「司書になりたい」という自分の要望は受け付けてくれるのでしょうか。(要望に応えるか否がは別として) また、司書になれたとして、人事異動により職場が変わることはあるのでしょうか? 3.私家はあまり経済的に裕福とは言えず、できれば安定した職であって欲しいのですが――まあ、一応公務員扱いだから首などの心配はあまりないようですが、その面ではなく――給料やボーナスなど、そういう角度から図書館司書を見るに、一人の男が一生身を置く職場としてはありですか? すこし、欲張ってしまいましたが、どうかご了承ください。できれば、回答はこういった職務に詳しい方や経験者にお願いしたいです。重ねてになりますが、本当にどうか宜しくお願いします。
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1. まず、公共図書館=公立図書館という認識は誤りです。質問者さんの仰る公務員試験は、「公立図書館」への就職の仕方ですね。 勉強については、多くの人が大学や短大で司書資格を取って、就職しています。皆やってきている道ですから、質問者さんにやる気があれば大丈夫ですよ。まぁ、受かるかどうかは別ですが・・・。 2. 公務員試験と一口に言っても、それは採用試験の総称でしかありません。実際には、様々な職種があります。例えば、警察官の採用試験と教員の採用試験は全く別です。 図書館員の場合、自治体によって「司書」職としての採用試験を行うところと、「一般行政職」の採用試験で一括採用のところがあります。例えば、東京都は「司書」職としての採用試験を行う自治体です。東京都の採用試験で「司書」区分で受験して合格、採用された人は、都立図書館などで司書として働くことができます。 一方で、「一般行政職」でしか採用をしない自治体では、あくまで行政職ですから他の部署への配置、異動があります。希望を出すことはできても、図書館に配置になるかどうかは分かりません。また、配置になっても3年程度で他に異動になる可能性が高いです。行政職採用で図書館に配置になった場合、施設管理や会計などカウンターに全く出ない業務の可能性もあります。 なお、東京23区のように図書館を指定管理者や委託業者が運営している場合には、正規採用の公務員が図書館に配属になることはありません。こういった体制に移行した場合には、採用区分が「司書」でも「一般行政職」でも関係なく、他の部署に飛ばされます。 3. 正規の公務員として採用されれば、原則は安定した収入や待遇があります。実際、男性で図書館司書をやっていて家族を養う人も少なくは有りません。 ですが、3つ知っておいた方が良いことがあります。 1つは、専門職というのは官僚にはなれません。つまり、昇進にも給与にも上限があります。同期に置いて行かれて当然の職です。もし、上を目指したいなら向きません。 1つは、図書館員はサービス業の一面を持ちます。サービス残業やシフト制など、家族サービスを行うにはあまり向きません。 1つは、公務員にもクビや退職勧告はある、ということです。 司書の大半は非正規雇用で、給与と待遇は悪く、雇用は不安定なのが実際です。安定を求めるのであれば、司書以外の道も視野に入れておいた方が無難ですよ。
自治体の非常勤司書です。公務員試験を受けて無事に自治体の公務員になられても、図書館に配属になるかはわかりません。3~5年で全く違う部署(例えば年金課とか公園緑地課等)に配属替えになると思いますよ。特に男性の場合はその傾向が強いでしょう。図書館自体は教育委員会の傘下です。私が知っている限り、正規公務員で司書枠はいない気がします。他の自治体ならあるのかも知れませんが。年収等詳しくは知りませんが、私達非常勤司書の年収が約250万円で常勤公務員は3倍の年収があると聞いたことがあります。非常勤はボーナス、残業代、昇給は一切無いですが、もちろん常勤は其々あります。それでも非常勤司書の受験倍率が高いのは(毎年15倍くらい)、ずっと図書館勤務ができるからだと思います。ただ男性が一生身を置く職場かと聞かれると、かなりの覚悟が必要になるかもしれません。
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