解決済み
自衛隊は士官は勿論、下士官兵にいたるまで一桁単位まで定員が定められているので、人員には建前上ムダがありません。 大小様々、一人一人に責任があります。その責任を理解しない若者が毎年数多く自衛隊に多く入隊し、中途半端に退職していくパターンが増えたせいかどうかは分かりませんが、新隊員課程で最も一般的な自衛官候補生は自衛隊の定数の枠外になりました。 ですので、その中で楽をしようとしたり、自分の責任を果たさない者は恐らく疎外されます。 戦場では有能な敵、無能な味方ほど始末に困るものはありません。 伝え聞いた、あるいは直接見聞きした中から、ご質問にあった職種の特色を例示してみようと思います。 輸送科 方面隊間、部隊間、駐屯地間の定期輸送便の運行等で、一日に数百キロも車両運行をしたりする。長距離の場合は、任務が数日に及ぶ事も。大型重装備は夜中にトレーラーで輸送したりする。輸送に船舶を使用する場合は港湾、航空機を使用する場合は飛行場での管理・誘導や民間業者との調整業務もある。当然、演習もある。 需品科 物品管理業務が多く、在庫管理や出納等、神経を使う業務が多くある。空挺団の後方支援隊や補給小隊等は、空中投下業務に従事したり、降下後の兵站支援の為に主力と共に空挺降下する。 通信科 ハイテクかつソフトな印象もあるが、何十キロも有線通信網を構築したり、電波状況が良い山頂に登ったり、部隊の前進、後進に合わせて構築と撤収を繰り返したり等ハードな任務もある。空挺団にも通信小隊があり、主力と空挺降下したりする。 会計科 一番楽なイメージではあるが、隊員から恐れられている職種の一つで、入札や調達、給与や手当計算など、とにかくお金相手の仕事なので責任はかなり重く、残業が友である。有事の際は駐屯地に戦闘部隊が不在になる事から、駐屯地業務隊と共に駐屯地の防御にも当たる。子供手当が支給されるようになってから、仕事が更に増えたらしいです。 ついでに音楽科 年間の演奏スケジュールがあり、練習と移動、演奏のローテーションがあり、とにかく休まらない。また、部隊の最後の予備兵力でもあるので、演習もあるし、指揮所の構築や自衛戦闘の他、警務部隊と共同で捕虜収容や管理など、やたらとハードな任務も多くある。 などなど。結論は、それぞれの職種にそれぞれの苦労があり、決して楽はできません。 各職種の特色、少しはお分かり頂けたでしょうか?
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